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2016年3月22日 (火)

人工知能

人工知能

中日新聞 社説:人工知能 よき友になれそうだ
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2016032102000114.html

対戦の賞金は百万ドル(約一億一千百万円)。アルファ碁は賞金をほしがらない。グーグルは国連児童基金(ユニセフ)などに寄付をするという。AIは使う人間次第なのだ。

「徒然草」には「よき友に三つあり」として(1)物くるる友(2)医師(3)知恵ある友-を挙げている。アルファ碁は物くるる友であり、知恵ある友だ。いい友だちになれそうではないか。

ディープマインド社にお願いがある。井山六冠らとも対戦してほしい。それは新しい碁の世界を切り開く可能性を秘める。

初心者を指導するソフトも開発してほしい。的確で、文句も言わず、いつでも、何度でも教えてくれるのなら理想の教師だ。知育にも、ぼけ防止にも役立つ。二回に一回は負けてほしいが。

人工知能は、失業をもたらすかもしれない。

蒸気機関(産業革命)は、筋肉を代替することを可能とした。電気・通信技術は、神経を代替可能にした。IT技術は頭脳を代替しようとしている。単純な会計計算などは既に自動化され、そういう仕事をする人は少なくなった。アルファ碁が示したのは、さらに高度なレベルでも同じ事が起きる可能性だ。

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人工知能の判断を人間は理解できないかもしれない。

人工知能(アルファ碁)と最強のプロ棋士との対戦で、人間側の解説陣は人工知能の打った手を理解できなかった。何故、そこなのか?。しかし、結果として人工知能は勝利し、手の正しさを証明した。また、人工知能がミスして負けたこともあった。

人工知能の判断を理解できない場合がある。問題は、理解できないから正しいとも間違っているとも言えないことだ。ハズレの場合が多ければ無視して終わりだけれど、人間のトップレベルの専門家に匹敵する答えをだす。そして、時々、間違える。

そんな道具をどう使う?

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技術の進歩は止められない。人工知能の進化は止まらないだろう。そして、産業革命で起きたこと以上の社会の変化をもたらす。

人工知能は専門性の高い職業で大量の失業をもたらす可能性がある。そしてそれは、そのままでは富の集中や格差を大きくする。

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そういった事に備えておかなければならない。少なくとも社会の木鐸なら議論を提起すべきだ。中日新聞の社説は呑気すぎる。

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