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2016年4月25日 (月)

不安の奴隷

不安の奴隷

しんぶん赤旗:伊方再稼働に反対 松山市 2800人集う 事故の不安から早く解放して
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-04-24/2016042401_04_1.html

「伊方原発の5キロ沖に活断層があるだけでない。地震はいつ、どこで起こるか予測がつかない」。とめる会の草薙順一事務局長はあいさつで、原発の過酷事故への不安を語り、「原発を廃炉にし、私たちを不安の奴隷から一日も早く解放してほしい」と訴えました。

人間は心配する動物だ。親をやっていると良く判る。子供が産まれる前は「ちゃんと手足や指があるか」と心配し、産まれたら「ミルクを飲むか」と心配し、飲んだら「吐いて詰まらせないか」と心配する。1年くらいたつと立ちあがるようになるけれど、たちあがる前は「たてるようになるか」と心配し、たてるようになると「転ばないか」と心配する。

たたなきゃ転ばないんだけどね。

その後もいっしょ、心配の内容は変わるけれど心配し続けることは変わらない。

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「原発を廃炉にし、私たちを不安の奴隷から一日も早く解放してほしい」

原発が廃炉になったら、廃炉にするときに出て来る様々な廃棄物などの心配をするにちがいない。そして、原発の事故を心配する「不安の奴隷」から放射性廃棄物の心配をする「不安の奴隷」になるだろう。

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不安に思うこと自体は悪いことではない。人間は心配する動物だからしかたない。それに心配することは安全な社会にしようという動機になる。しかし、なにかの具体的行動(廃炉とか、デモとか)をする前に、どの程度の危険が存在するのか冷静に判断しなけれ、より安全な社会にはならない。

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福島原発事故で漏洩した放射能では誰も死んでいない。そして避難ストレスや風評被害では死者が出ている。この場合、より安全な社会(いのちを大事にする社会)にするためにやるべきことは何だろうか。

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