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2016年4月 5日 (火)

政府を監視するだけでは不十分

政府を監視するだけでは不十分

中日新聞 社説:自由な言論空間を守る 春の新聞週間を前に
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial

例えば、デモを警戒している権力に気を使って、デモの批判的な映像を自粛する。今まで当然のようにやってきた掘り下げた問題提起は、政権批判と受け取られかねないので自粛する-。



民主主義の根幹をなす、国民の「知る権利」から考えれば、放送はむろん政府のものではなく、たんに株主たちのものでもない。広く国民のものといえよう。もし、放送局の姿勢が揺らいでいるなら、それだけで国民は情報に対して疑心暗鬼に陥るだろう。



そもそも権力という存在自体が信頼を寄せるものではなくて、常に猜疑(さいぎ)心を持って監視せねばならない対象である。

その監視役の一人として、私たちメディアは存在することをあらためて自覚したい。

「もし、放送局の姿勢が揺らいでいるなら、それだけで国民は情報に対して疑心暗鬼に陥るだろう」

政府におもねるマスコミが信用に値しないのは、そのとおりなのだけれど、政府に反対していれば信用されるかと言えば、そんなことはない。

日本の右傾化、アメリカのトランプ現象、ヨーロッパの「極右政党」の躍進。こういった現象の背景には政府・政治家に対する信頼の低下があるだろうけれど、マスコミも信用されなくなっていないか。

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政府に逆らうだけ、綺麗事だけのマスコミは信用されなくなっている。政府を批判するだけでは十分ではない。

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日本の右傾化、アメリカのトランプ現象、ヨーロッパの「極右政党」の躍進の原因は政府だけではなくマスコミにもある。現象は、彼らから無視・軽視された人々の投票によって起きているのだ。彼らを理解し、彼らの言葉を報道することもマスコミの役割だ。それを怠ってはいないか。

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右傾化した人々を理解することなく、政府を批判し綺麗事を報道していても状況は変わらないだろう。

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コメント

日本人とはどういうものか、日本とはどういう国か、それが分かっていないから、中日新聞のような記事になるのだろうな。 権力は悪いことするに決まっているという思い込みは、そのような支配を受け続けた民族のものであって、日本には当てはまらないのだよ。 

投稿: | 2016年4月 5日 (火) 17時40分

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