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2016年5月25日 (水)

民意を歪める

民意を歪める

読売新聞:民進・共産の2氏、選挙協力について議論
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2016/news1/20160524-OYT1T50177.html?from=ytop_main7

共産党の小池書記局長と民進党の岸本周平衆院議員は24日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、両党の選挙協力について議論した。

小池氏は、参院選香川選挙区(改選定数1)で共産党公認の野党統一候補が実現したことについて、「野党協力がより力強い相互協力という形になる。他の選挙区で共産党の支持者の力が出る」と評価した。岸本氏は、与党からの野合批判について、「共闘も野合も意味は一緒だ。票を食い合って自民党を利することをしないということだ」と述べた。

完全な選挙制度は存在しないけれども、選挙協力は民意を議会に届けることについて、どのような影響があるのだろうか。

各政党の主義主張よりも「票を食い合って自民党を利することをしない」ことを優先する。反自民であることが第一という選択肢を示し、政党の主義主張を引っ込める。それは正しい選挙のありかたとは思えない。

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選挙は戦いであり、直接的な暴力を使わない内戦、言葉と数で戦う内戦であるとも言える。戦いであるなば、戦略戦術があって当然で選挙協力もあって当然だ。しかし、選択肢を自民と反自民にまとめることは、民意を議会に反映するという意味において正しいのだろうか。

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仮に選挙に勝ったとしても、反自民なだけでは政権は維持できず、混乱もたらすことは前の民主党政権で明らかだ。選挙協力は、その混乱を繰り返すということが共産党と民進党の国民に対する提案ということを示している。

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コメント

「反自民」「反安倍政権」で、まとまっていると言っても、ではどういう政策をするのかと言う点では、バラバラなのだから、そんな野党統一候補に投票できる理屈が無い。 民進党のマニフェストやらは、作成中なのだろうが、野党の選挙協力している共産党など他の党もそのマニフェストに賛成しているのだろうか? しているはずが無い。一つの党になって政権をとった旧民主党が、国会で多数なのに内部の意見の相違で物事を決められなかったのに、今のような野党連合などは、聞いて厭きれるわ。

投稿: 北極熊 | 2016年5月25日 (水) 11時03分

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