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2016年5月19日 (木)

日本は特別?

日本は特別?

中日新聞 社説:軍学共同研究 技術立国に逆行する
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2016051802000120.html

一五年度からは安全保障技術研究推進制度ができ、防衛省が直接、募集して研究費を配分し始めた。初年度はJAXA、豊橋技科大などの九課題が選ばれた。

第二次大戦の反省から、日本学術会議は軍事研究をしないと宣言した。民生用の研究に有能な人材が集まり、日本が奇跡的な成長を遂げる一因ともなった。

科学技術立国と言いながら、日本の研究予算は多くはない。国は国内総生産(GDP)比1%を目標とするが、0・7%前後だ。韓国、米国、ドイツより低く、研究費に苦しむ研究者は多い。宇宙だけでなく、海洋開発やIT、物質科学などの分野も軍学共同となれば、日本の将来を危うくする。

日本の平和運動について、子供のころから理解できなかった事があります。それは、引用した記事にもありますが、「第二次大戦の反省から、日本学術会議は軍事研究をしないと宣言した」というような日本が良い子にしていれば平和になるというような、相手のことを考えていない、自分は特別だというような考え方をすることです。

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日本が軍事研究をしなくても、外国は研究しています。軍事技術の進歩を止めたいのなら無意味です。

倫理的な意味は、少しはあるかも知れませんが、自己満足に過ぎません。何故なら、軍事から民間への転用があるように、民間から軍事への転用もあります。民間の技術研究をしているつもりでも、それが軍事に使われないなどという保証はありません。

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戦勝国が敗戦国に対して軍事研究を禁止する。これは理解可能です。相手の軍事力を弱めることは自国に有利ですから。

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日本学術会議は他国の同様な組織に対して、軍事研究を止めるように関わらないように働きかけているのでしょうか。私は寡聞にして、そのうような行動をしていると聞いたことがありません。日本国内でだけ働きかけているのであれば、子供っぽい自己満足にすぎません。

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コメント

民生用に開発された技術がどれだけあるというのだろうか? インターネットによって、メールに始まり、ホームページの閲覧、インターネットバンキング、楽天やamazonでの通販など、ずいぶん便利になったが、インターネットのインフラ技術は、軍事用通信における、双方向・迂回可能な情報ネットワークというコンセプト(途中断線があっても迂回して到達する)を可能にするための米軍専用の技術だったんだよね。 僕の車についてる「ヘッドアップディスプレイ」はスピードメーターがフロントガラスに映されて見えて便利だが、これは戦闘機のパイロットの視認用の技術が転用されたものだよ。 

投稿: 北極熊 | 2016年5月19日 (木) 14時33分


NHK:日本の技術はどこへ ~拡がる“軍事”転用
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3481/1.html

投稿: | 2016年5月20日 (金) 05時58分

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