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2016年7月 8日 (金)

事実に基づかないのでは?

事実に基づかないのでは?

朝日新聞:「日米が一緒にみられるようになった」社民・吉田氏
http://www.asahi.com/articles/ASJ773JJ8J77UTFK001.html

昨年、憲法違反の戦争法が強行された。自衛隊がいつでも、世界中どこへでも出て行くことができる。そういう法律に変えられた。憲法9条を骨抜きにして、日本の平和国家としてのあり方を180度変えるものだ。

ほかの国々の皆さんからは、(日本が)アメリカと一緒にみられるようになっている。バングラデシュのテロでは7人の方が犠牲になった。改めてご冥福をお祈り申し上げる。

日本人が国内外でテロの危険に遭う。そうした状況になっている。改めて平和国家日本、日本の平和ブランドを取り戻していかなければなりません。

1997年、エジプトのルクソールでテロがありました。大規模なテロだったので憶えている方も多いでしょう。このテロは、今回のバングラデシュでのテロと同じく(観光とビジネスとの違いはありますが)外国人が対象になりました。日本人も巻き込まれて10名の方が亡くなっています。

1997年は、社民党の言う「戦争法」が成立する前です。

1991年には「悪魔の詩訳者殺人事件」がありました。日本の大学の教授がテロの対象になりました。日本国内でのテロです。

これも、もちろん、「戦争法」が成立する前です。

まだあります。

1993年、カンボジアで文民警察官として活動中だった日本人警察官がポルポト派(?)のゲリラの攻撃により死亡しています。

2001年の同時多発テロ(911)では日本人も死亡しています。

ちょこっとググっただけでいくつも出てきました。

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「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と言います。私は賢者ではありませんが、最近は便利になったもので、ちょっとぐぐると、「戦争法」が出来る前でも日本人がテロの対象になっていたことが判ります。

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日本には「日本の平和ブランド」があるのかもしれません。しかし、それだけではテロを避けることはできません。いえ、原理主義者のテロリストにとっては、「正しい教え」に従っていないのに繁栄しているもの、幸せそうに見えるものは全て「悪」「敵」でしょうから、日本がイスラム教国ではないのに平和で繁栄していたら、それだけで敵になるでしょう。

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大きな事件・事故があると直前の出来事と結びつけてしまいがちですが、ちょこっと立ち止まって考えてみる必要があります。今回のテロを護憲派は安倍政権への攻撃対象とするでしょうが、それは間違いです。安全保障関連法が出来る前から日本へのテロはありましたし、日本が安全保障関連の法律を廃止したところでテロの被害が減るとも思えません。

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事実ではない非難に対しては、事実ではないと言いいましょう。事実に基づかない判断は、間違った決定をもたらし、悪い結果をもたらすのですから。

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