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2016年8月17日 (水)

歴史認識とは心の問題なので

歴史認識とは心の問題なので

東京新聞:歴史知ってヘイトなくす 在日2世の宋富子さんが講演会
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201608/CK2016081602000168.html

在日コリアン二世の宋富子(ソンプジャ)さん(75)=川崎市川崎区=が十六日、ヘイトスピーチ(憎悪表現)問題について、中原区で講演する。宋さんは、川崎市内などで繰り返される在日コリアンへのヘイトスピーチを「歴史が正しく認識されればなくなるはず」と考えており、自らの体験などを交えて語るという。

歴史認識、つまり「認識」。認識とは何かをどう思うか、どう解釈するかという問題なので、つまりは心の問題ということだ。つまりはAさんの歴史認識とBさんの歴史認識は違ってアタリマエということだ。

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また歴史認識とは自分が(自分達が)どのようにして、ここにいるかという認識でもある。つまり自己認識そのもだ。誰かが誰かに「間違った歴史認識を修正せよ」と要求する事は、他人にそのアイデンティティを変えろと要求することで、大人対大人であれば余計なお世話としか言いようがない。

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もちろん言葉で、自分の認識を伝えようとする自由は誰にでもある。しかし、同じ事実・同じ言葉でも同じよう認識するとはかぎらない。

その努力を否定するつもりはないけれど、良い結果(講演者の思うような結果)が得られるかどうかというと私は極めて悲観的だ。

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コメント

「歴史認識」という言葉遣いを聞いた時から怪しいなあと思ったものだ。 普通は、「歴史的事実の知識」とか「歴史上の事実の理解」だろうと思う。歴史を認識するという人々にとっては、認識するべき歴史が事実に基づくかどうかは問われていないんだろうね。 

投稿: 北極熊 | 2016年8月17日 (水) 13時19分

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