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2016年8月19日 (金)

下っ端宣言・無責任

下っ端宣言・無責任

中日新聞:年金減額「違憲」と提訴 賠償求め岐阜県内の353人
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016081890011605.html

訴状によると、国が2015年4月にマクロ経済スライドを発動したことで、本来、物価上昇などで2・3%増額されるはずだった年金給付額が0・9%増に抑えられ、最低限度の生活を保障した憲法に違反しているとしている。国は04年、公的年金制度維持を目的に制度を導入。デフレ下では発動しないとの条件付きだったため、15年度に初めて実施した。

原告団長の長谷川金重さん(81)=岐阜県大垣市=は「われわれの世代は苦労して日本を支えてきた。今になって国が(年金減額という形で)約束を破るのは許せない」と話した。

年金問題の最大の原因は少子高齢化だ。高齢者に対して現役世代や子供の数が十分におおきければ、年金問題は発生しない。そして「少子」の原因と責任は高齢者にこそある。子供が自分で勝手に生まれることはない、つまり親の世代が産まなかったからこその少子化で、その責任は子供ではなく親の世代、あるいは、その親の世代に産みやすい社会や状況を用意しなかった高齢者にこそある。

「われわれの世代は苦労して日本を支えてきた。今になって国が(年金減額という形で)約束を破るのは許せない」

苦労した、努力した、そのことは否定しない。しかし、自分達の行為の結果として現在があることを忘れてはならない。

そして、現在の高齢者が成人したころには国民主権が成立していた。つまり、現在の高齢者は主権者として政治にかかわっていた。自分達には権限がなく仕方なかったという言い訳も成立しない。その言い訳を認めるならば、おとなしく減額を受け入れろ、おとなしく国にしたがえと言うことになる。

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組織の下っ端には責任がない。いや、与えられた仕事を実行する責任はあっても結果責任はない。言われたことをするだけ。結果責任は管理職や経営者が負う。

「われわれの世代は苦労して日本を支えてきた。今になって国が(年金減額という形で)約束を破るのは許せない」

これは、自分達には責任がない、権利もない、下っ端ですって言っているように聞こえる。主権者ではありません奴隷ですって言っているように聞こえる。

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権利として国を訴えることは認める。しかし、高齢者の年金訴訟には不快感を覚える。

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コメント

そもそも戦後に年金制度が出来て以来、年金だけで生活できる水準を想定して保険料が徴収されていないのだから、今になって年金だけで生活できないと言ってる輩は、制度への理解がなかった馬鹿なキリギリス、というだけ。 日本人なら、生活保護でも申請すればー、、、。

投稿: 北極熊 | 2016年8月19日 (金) 13時10分

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