« 話し合うつもりが無いのは沖縄ではないか? | トップページ | 民主党に足りないもの »

2016年9月15日 (木)

共謀罪より危険な

共謀罪より危険な

中日新聞 社説:相模原事件 警察の対応を検証せよ
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2016091502000116.html

本来、犯罪抑止の責務は、医療や福祉ではなく、一義的には警察が担っている。とすれば、警察は謙虚に自らの失敗を認め、反省点を洗い出すのが筋ではないか。

容疑者は勤務先だった障害者支援施設を名指しして、殺害予告の手紙を衆院議長あてに出した。警察から異常事態を知らされ、施設職員らはおびえたに違いない。

警察の指導を受けて、施設は夜間や休日の警備体制を強化し、十六台の監視カメラを設置した。通常より多くの予算や人手をあてがう必要があったはずである。

これらは脅迫罪や業務妨害罪に当たる可能性はなかったのか。警察が速やかに捜査に着手していれば、悲劇を防げたのではないか。大方の市民感情だろう。

ネットに溢れる罵詈雑言をみると、市民感情に「キチガイコワイ」や「障害者不要」が一定程度あることはまちがいない。市民感情に従って行動するのは危険な側面もある。

  *        *       *

今回の事件、犯人は施設そのものではなくて、衆院議長に対して犯罪予告をしている。そのため脅迫罪は成立しない。

  *        *       *

AさんがBさんに話した内容がCさんにとって怖いことだったとする。それだけでAさんを犯罪者として良いのだろうか。

中日新聞も批判している「共謀罪」では、AさんとBさんが犯罪を実行しようと話し合うことを罪としている。この相模原事件では、手紙を書いて渡しただけ。話し合いすらしていない。それで犯罪者として拘束できるようにしたら、共謀罪よりも危険な法律にならないだろうか。

  *        *       *

警察にかぎらず行政の対応を検証することは、常に必要なことであるけれど、今回の場合、警察が実行前に容疑者を拘束することは難しかった。そして、事前に拘束できるような法制度にするのは、これまでサヨクが危険だと批判してきたことそのものだ。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

|

« 話し合うつもりが無いのは沖縄ではないか? | トップページ | 民主党に足りないもの »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107287/64205576

この記事へのトラックバック一覧です: 共謀罪より危険な:

« 話し合うつもりが無いのは沖縄ではないか? | トップページ | 民主党に足りないもの »