« 当事者は参加しているのか? | トップページ | ロボット兵器は止められないだろう »

2016年9月 1日 (木)

バカをどうするか

バカをどうするか

東洋経済:貧困とセックス、いずれ最底辺は銃を持つ 格差を放置すれば日本も銃社会に突入する
http://toyokeizai.net/articles/-/133608?page=3

鈴木:奨学金ルサンチマンではないけど、「こんなにおカネを払ったのに意味がなかった」という怨嗟感情は、高学歴詐欺プレーヤーに独特のもの。そう考えると、かつて労働力として搾取されてきた貧困層にも、自分の子ども世代に「勉強さえすれば、必ずこの階層から抜け出せる」と言い続けてきた人がいるし、今の国の子どもの貧困対策も、勉学の機会という部分にかなり集中している。

逆に言えば、もともと勉強が苦手な子は貧乏のままってことじゃないですか。労働者の自立には教育が必要と言っていました。それは、いわば知の格差の下層にいる人々の切り捨てですよ。

生物としての人間の特徴は知能で勝負するところだ。走ったり戦う能力は(武器を使わなければ)高くない。ゴリラやライオンに素手で勝てる人間はいない。しかし、武器を(つまり、知能で産み出したものを)使って戦えば勝つことが出来る。

人間は群れを作って生活する動物で、群れの中でも知能を使う。仲間同士での駆け引き、あるいは道具作り。ここでも知能を発揮した人間が群れにより大きく貢献し、よりよい立場を得る。

   *        *        *

人間が進化の過程で肉体的能力ではなく知能で勝負すると決めた時から、知的能力の低い人間の立場は悪くなった、それを「知の格差の下層にいる人々の切り捨て」と言うことが出来るかもしれない。そして、それは今も変わっていない。さまざまな知的能力があるだろうが、知的能力を発揮できない人間の立場は悪くなる。

頭の悪い人間は、いわば「首の短いキリン」なのだ。

   *        *        *

「それは、いわば知の格差の下層にいる人々の切り捨てですよ」

「知」の計り方やどんな種類の「知」が評価されるかといったことは時代とともに変わっているだろうが、知的能力が格差を産んできたこと自体は、人類の歴史の始めから変わっていない。

   *        *        *

社会の安定、個々人の幸福、あるいは福祉の為に知的能力が低い人間をどうするか。あるいは、より多くの人間の知的能力を育むためにはどうしたらよいか。そういった問題は議論の価値があるけれど、知的能力に価値があること、つまり教育に価値があることには議論の余地がない。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

|

« 当事者は参加しているのか? | トップページ | ロボット兵器は止められないだろう »

コメント

知の格差の下層にいる人たちが切り捨てられる事の何がいけないのか?? そういう人に、ありもしない希望をもたせローンを押し付けて大学へ生かせても学んだ事を身につけられないなら、こんな無駄な事は無い。本人だって嫌な勉強は嫌だろう。 小泉政権から民主党政権にかけて、土建屋さんの仕事が減り、震災の後、肉体労働者が足りないのに日本人の若い労働力が供給されないのは、勉強すれば頭良くなると言う間違いを教え続けたからだろう。 

投稿: 北極熊 | 2016年9月 1日 (木) 12時13分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107287/64139057

この記事へのトラックバック一覧です: バカをどうするか:

« 当事者は参加しているのか? | トップページ | ロボット兵器は止められないだろう »