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2016年10月 4日 (火)

ノーベル賞受賞に思う

ノーベル賞受賞に思う

中日新聞 社説:ノーベル医学賞 やはり大切な基礎研究
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2016100402000110.html

大隅良典・東工大栄誉教授にノーベル医学生理学賞が贈られることが三日、決まった。がんなどの治療につながると期待される研究だ。これで日本人のノーベル賞受賞は三年連続。共に喜びたい。



日本は最近、論文数が減り、有名大学の国際的な評価が落ちている。政府は大学改革や科学研究費の配分見直しに熱心だが、目先の成果を求める傾向がある。

今回の受賞を機に、基礎研究の重要性や独創的な研究を生み出した環境に思いを巡らしてほしい。

ノーベル賞受賞、おめでとうございます。

ここ数年、日本人の受賞が続いています。喜ばしいことです。ですが、5年後、10年後、20年後はどうでしょうか。

ノーベル賞は基礎的な研究で世界に大きな影響を与えたものに与えられます。基礎的な研究は、現実世界(ビジネスなど)とは距離がありますがら、現実世界に影響を与えるまでに時間がかかります。20年前の研究が受賞の理由であることも珍しくありません。

ここ数年の受賞ラッシュは20年前の研究の質が高かったことを示していますが、現在の研究の質の高さを保証しません。

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「政府は大学改革や科学研究費の配分見直しに熱心だが、目先の成果を求める傾向がある」

「目先の成果を求める傾向」があるのは政府だけだろうか。政府に、その傾向があることを否定はしないが、与党・野党やマスコミにもその傾向はないだろうか。私達にも、その傾向はないだろうか。民主国家で、政府が民意を無視することは不可能なのだから。

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とりあえず、政府が悪いと言っていれば良いわけではない。

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直接的な利益、直接的にビジネスに結びつかない研究を許す豊かさを私達は維持しているだろうか。

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