« 1年持たなかったか? | トップページ | 頭の良い人の落とし穴 »

2016年10月 6日 (木)

死を待つ人々の家

死を待つ人々の家

中日新聞:病気の妻を大津の瀬田川で水死させる 高齢の夫を逮捕
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016100590220600.html?ref=rank

署によると、田村容疑者は美佐子さんが亡くなったのを確認し、遺体が流れないようロープで近くの木にくくり直した。「自分も死のうと思ったが死にきれなかった」と供述しているという。美佐子さんには精神疾患があり、先月28日に市内の病院を退院した後、受け入れ先が見つからなかったのを悲観したらしい。

4日午後2時35分ごろ、現場近くの県道沿いで座り込んでいた田村容疑者を通行人が見つけ、110番した。

誰でも無料で受け入れる施設が必要なのだけれど、無理だろうな。コストがかかりすぎる。コストを抑えて出来る範囲でやったならば、「必要な処置」をしなかったとして保護責任者遺棄致死になってしまうだろう。

  *        *       *

「必要な処置」というものは時代や社会によってちがう。いまの基準は一律で高すぎるのではないだろうか。

  *        *       *

自宅の購入を検討した時に感じたのだが、基準を越えた家には補助や援助があったりする。これは、良い家を増やす、居住環境を改善することを目的としているそうだ。しかし、その結果、良い家(≒高価な家)を買える人々は補助を受けて良い家に住み、買えない人々(≒貧乏な人)は補助なしで安価な家に住むことになる。

良い目的(居住環境を改善することは良いことだ)なのに、結果は格差の拡大だ。

  *        *       *

社会は国家は、介護、最後を看取るための基準・必要な処置の基準を定めている。必要なことではある。しかし、それが貧乏な人にとっては厳しすぎるのではないだろうか。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

|

« 1年持たなかったか? | トップページ | 頭の良い人の落とし穴 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107287/64306124

この記事へのトラックバック一覧です: 死を待つ人々の家:

« 1年持たなかったか? | トップページ | 頭の良い人の落とし穴 »