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2016年10月26日 (水)

ナワバリ

ナワバリ

共同通信:比大統領「漁民は数日で戻れる」
http://this.kiji.is/162916755879051266?c=39546741839462401

フィリピンのドゥテルテ大統領は23日、南シナ海の同国の排他的経済水域内にありながら中国が実効支配し、フィリピン漁民が操業できなくなっているスカボロー礁(中国名・黄岩島)について「数日待てば(フィリピン人が同礁に)戻れるかもしれない」と述べた。具体的にどのような措置が取られるかなど詳細には言及しなかった。北部カガヤン州での演説で語った。

中国としては、中国の主権を認めた上で「中国が(漁業の)許可を出す」のであれば問題ないでしょう。フィリピンとしては中国の主権を認めることは出来ません。

漁が出来さえすれば良いのであれば、簡単かもしれませんが、どんな言葉で(どんな権利を認めた上で)漁ができるするのかは、とても大事です。

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さて、「漁民は数日で戻れる」というのは現実になるでしょうか。私は難しいと思います。それは、東シナ海のガス田での中国の振る舞いを見ていると、中国が主権の問題で譲ることは考えにくいですし、フィリピンも仲裁裁判の結果をダメにしてしまうほどバカではないでしょうから。

中国とフィリピンの蜜月(?)は長くは続かないでしょう。

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中国とフィリピンの蜜月(?)が長く続くとしたら、フィリピンのドゥテルテ大統領が、自分の生活のまわりの利益(たとえば所有する金)が増えることだけを追求し、中国が応えるような場合です。

ドゥテルテ大統領は暴力的でヤクザの親分的ではありますが、それだけに自分のナワバリには敏感であるように私には思えます。

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