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2016年10月 1日 (土)

タブーなき場所での禁止事項

タブーなき場所での禁止事項

信濃毎日新聞 社説:演説に起立 「言論の府」損なう懸念
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20160929/KT160928ETI090002000.php

領土、領海、領空を守るために、海保や警察、自衛隊が昼夜を分かたず働いているのは事実だろう。「お疲れさま」「ご苦労さま」といった気持ちを抱いている国民は少なくないはずだ。

だからといって、国会議員が議場で一斉に起立し拍手するとなると話は違ってくる。

海保、警察、自衛隊の活動は安倍政権が整備を進めてきた安保関連法や特定秘密保護法に関わっている。安保法、秘密法については、平和と民主主義をむしろ損なうとの見方が根強く残る。法律の廃止を目指し運動を続けている市民団体も少なくない。

そうした中、国会で議員が活動をたたえることは反対論を封じる結果を招く危険をはらむ。

国会は一切のタブーなく議論する場のはずである。憲法50条が議員の不逮捕特権、51条が院内での発言の免責を定めているのは、戦争の歴史の反省に立って自由な議論を保障するためだ。異論を唱えにくい空気がたとえ一時であっても生まれることには敏感でなければならない。

「国会は一切のタブーなく議論する場のはずである」

タブーがないなら、「一斉に起立し拍手する」ことも許されるのではないだろうか。拍手もまた表現なのだから。それとも国会議員は空気を読で、へんな空気にならないように気を使いながら話さないといけないのだろうか。それはタブーなき議論とは対極にあるもののように思うのだけれど。

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「タブーなく議論する」などと言いつつ、自分の都合の悪いことは(意に沿わないことは)禁止する。ありがちな話です。

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2016/10/02 06:05 題名訂正
  訂正前:タブーな場所での禁止事項
  訂正後:タブーなき場所での禁止事項

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