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2016年11月10日 (木)

価値観外交の終焉?

価値観外交の終焉?

中日新聞:日米同盟の弱体化警戒 首相、補佐官を来週派遣
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016110901001443.html

安倍政権は、米大統領選に勝利した共和党のトランプ氏側との関係構築を急ぐ方針だ。トランプ氏が選挙期間中、在日米軍撤退論に言及したのを踏まえ「日米同盟が弱体化しかねない」(外務省幹部)と警戒する。アベノミクスの成長戦略で柱に掲げる環太平洋連携協定(TPP)の発効も不透明さを増す。安倍晋三首相は、河井克行首相補佐官を来週、米国に派遣し、次期米政権の関係者と接触させる。

首相は9日、トランプ氏への祝辞を発表。官邸で記者団に「普遍的価値で結ばれた同盟をさらに強固にしていきたい」と強調した。

「普遍的価値」の中身は何だろうか。民主主義や自由や人権だろうか。それとも、国益や利権といった損得勘定だろうか。

民主主義や自由や人権といった政治的正しさでトランプ氏を判定したら、失格だろう。当選なんてありえない。しかし、彼は選挙に勝った。アメリカは、そういった「普遍的価値」の国ではなくなっているのではないか。

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言い換えると、タテマエではなくホンネの国になったと言うこと。東アジアについても民主主義を広めたり人権問題にかかわるのではなく、アメリカの利益ならなけらば行動しないということ。

第一次世界大戦後のアメリカのモンロー主義とその結果のようにならないことを望んではいるけれど、そうなってしまうかも知れない。

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移民に苦しむヨーロッパも、政治的正しさではなくホンネが表に出てくるようになってきた。日本の価値観外交も終わりにすべき時かもしれない。

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コメント

普遍的価値観を共有する国であるかどうかの観点は、自由と民主主義を尊重するという点でしょう。 トランプさんは、資本主義社会のビジネスマンだから当然に自由主義だし、大統領選挙のステップを踏んで大統領になるわけだから当然に民主主義支持者だよ。但し、いたずらに人権を主張する勢力には毅然とすべきで、それが不法移民であれば米国人としては米国人の人権を優先すべきだという考えでしょうね。左翼的「世界市民」のような発想とは正反対だろうね。 

投稿: 北極熊 | 2016年11月10日 (木) 13時55分

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