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2016年11月19日 (土)

国民に憲法を決める権利があるか?

国民に憲法を決める権利があるか?

中日新聞 社説:憲法審査会 権力が鎖を解かぬよう
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2016111902000119.html

いわゆる「押し付け憲法論」を自民党はいうが、同じ与党でも公明党はこの考え方を否定している。占領軍という外圧を利用しつつ、帝国議会で議論し、自らの憲法をつくり上げたと考えるべきである。公布から七十年、連綿とこの憲法は守られ続けている。その重みをかみしめるべきだ。

憲法とは権力が暴走しないように発明された制御装置である。その政治権力者たちが鎖を解くがごとく、自ら装置の改変に没頭すること自体に矛盾がある。

国民に憲法を決める権利はあるのだろうか。タテマエとしてはあるだろう。しかし、実質的には国民に憲法を決める権利はない。何故なら、憲法第96条に「各議院の総議員の三分の二以上の賛成」とあるから。つまり国会議員(権力者を支える者達)にとって都合の悪い内容の改正はされることがありませんから。権力者にとって都合の悪い改正がされないことが保証されているのでは、国民に憲法を決める権利があるとは言えません。

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権力者にとって都合の悪い改正がされないことが(実質的に)保証されているのでは、権力を(いま以上に)鎖につなぐことなど出来ません。

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憲法第96条は国民から憲法を定める権利を(実質的に)奪っているのです。

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コメント

国会議員の過半数で発議し、国民投票の3分の2で可決という仕組みの方が良いかもしれないねえ。 

投稿: 北極熊 | 2016年11月21日 (月) 17時32分

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