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2016年11月30日 (水)

官製春闘は必要

官製春闘は必要

佐賀新聞 社説:2017年春闘 働く人の不安解消を急げ
http://www.saga-s.co.jp/column/ronsetsu/381325

2017年の春闘が動き出した。アベノミクスを再加速させたい安倍晋三首相が「少なくとも今年並みの水準の賃上げを期待したい」と口火を切り、政府主導の「官製春闘」が4年目を迎える。



そもそも賃金交渉は、労使が個別に進めるべきで、政府が介入する「官製春闘」は健全な状態ではない。労働組合の組織率が低下し、非正規雇用が広がる実態を考えれば、働く人の立場が相対的に弱まっているという事情があるにせよ、政府がいつまでも春闘を主導するのは好ましくない。

官製春闘は、なぜいけないのだろうか。いまいち理由が判らない。

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市場に任せておけば上手くいくものといかないもの、上手くいく状況、いかない状況がある。

労働市場による賃金の決定は、いままでは上手くいったかもしれないけれど、上手く働かなくなっているように、私には思える。政府が介入しなければ賃金格差は、さらに拡大するだろうと思える。

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労働組合が弱体化しているのは、ひとつには組合が政治活動にかまけすぎたことがあるけれど、労働の多様化が大きいのではないか。ひとつの工場で大勢の労働者が同じ労働をするのであれば、労働組合の要求もシンプルですむ。団結もしやすい。しかし、その様な工場は(日本からは)めずらしくなってしまった。労働者の(労働内容の)多様化がすすみ、労働者のニーズも多様化した。結果、労働組合が要求すべきことも多様化し、労働者も団結しにくくなった。

労働組合の弱体化は大きな流れで、これが止まるようには思えない。

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労働組合の弱体化が止まらないとするならば、政府が介入しなければ、賃金格差は大きくなり続けるのではないだろうか。

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