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2016年12月31日 (土)

来年もよろしくお願いします

来年もよろしくお願いします

今年の重大な出来事と言えば、英国のEU離脱(の国民投票)とアメリカ大統領選挙でトランプ氏が当選したことでしょう。

この出来事は、自分にとっては、頭でっかちの思想家・政治家が庶民の生活や感情を理解しないまま、政策決定を行ってきたことの結果であるように思えます。理想を追い求めるのは結構ですが、地に足がついていなかった。そして、頭でっかちの思想家・政治家は、いまだに有効な対応策を見出していないように見えます。来年も反グローバリズムと排外主義的な活動は強まると思います。

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今年はお世話になりました。来年も宜しくお願いいたします。

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まじめに聞くな(受けとるな)

まじめに聞くな(受けとるな)

信濃毎日新聞 社説:電通書類送検 慣習や意識の変革こそ
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20161230/KT161229ETI090002000.php

再発防止に必要なのは、何よりも意識改革である。

電通社員の心構えを示す「鬼十則」が象徴的だ。「取り組んだら放すな、殺されても放すな」などの言葉が並び、新入社員は暗記するよう求められていた。

石井直社長は記者会見で来年1月の辞任を表明し、「この問題があってから、時代に合わなかったりする表現があったと認識した」と述べている。旧態依然とした体質に経営陣も漬かっていた責任は大きい。

自分は優秀でもなければ集団行動も苦手で、電通のような人気企業にはとてもとてもじゃないが入社できるような学生ではなかった。不真面目で先生の言うことを斜めに受け取る人間だった。

そんな自分からすると「鬼十則」のようなものを渡されたとしても、「ふ~ん」で終わらせてしまっただろう。若い頃から「校長先生の有難いお話」なんてものは受け流すものと思っていたから。

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「鬼十則」のようなものは、だいたいにおいてエライさんの自己満足だ。真面目に受け取って実践したら死んでしまう。まじめに実践しているつもりの人はいるだろうけれど、完璧に従っている人間なんていない種類のもの。

そんなものは、まじめに聞いちゃ(受け取っちゃ)ダメ、と言うか「これはタテマエだから」と引いて見れなくちゃダメだ。

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これは「愛国心」や「寛容」のような、社会や偉い政治家や思想家が言うことにも当てはまる。

「愛国心」を持つことは善いことではあっても、何より優先すべきかと問われたらそうではない。恋人や家族の方が重要だとしても何も悪くない。

「寛容」であるべきではあっても、自分達の生活を壊してまで異質なものを受け入れる事なんて出来ない。

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何事も、ほどほどが大切。言葉どうりに受け取って行動するのはマニュアルだけ。思想的なもの、憲法的なものは、言葉どおりに行動すると破滅しちゃうこともある。

エライさん(政治家・経営者・思想家)の自己満足に付き合って自分の人生をダメにする必要なんてないのだから、ほどほどにお付き合いすれば十分だ。

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2016年12月30日 (金)

中国の反発

中国の反発

朝日新聞:中国「和解の旅への大きな皮肉」 稲田氏靖国参拝に反発
http://www.asahi.com/articles/ASJDY5D4QJDYUTFK00B.html

中韓は、稲田朋美防衛相の靖国神社参拝に対して強く反発した。

中国外務省は29日、「断固とした反対」を表明。北京の日本大使館の伊藤康一次席公使を呼び、「厳正な申し入れ」をした。華春瑩副報道局長は定例会見で、稲田氏が安倍首相の真珠湾訪問に同行したことに触れ、「昨日は和解と寛容を言いながら、今日はA級戦犯が祭られている靖国神社に参拝する。『和解の旅』に対する大きな皮肉となった。日本の行動と意図への警戒を高めるだけだ」と述べた。また、改めて日本の指導者に対し、侵略の歴史を直視して反省するよう促した。

私には中国の反発の理由が「日本が言うことを聞かないから」に思える。自分が止めろと言っているのに止めないからバカにされている・軽く見られている・面子が立たないから怒っているように思えてしまう。

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日本は中国の属国じゃないんだよ。聖徳太子の頃から、中国の支配を拒否するのは日本のテーマなんだ。

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他人が・他国が・自分の自国の宗教観に基づいて参拝したところで、ほっときゃ良いじゃん。

他人が他人の領域で行う宗教行事に口出しするなんて非寛容でお節介な行為だよ。

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2016年12月29日 (木)

謝罪なしで

謝罪なしで

日本経済新聞:中国「謝罪なし」と批判 首相の真珠湾演説http://www.nikkei.com/article/DGXLZO11223010Z21C16A2EA2000

中国外務省の華春瑩副報道局長は28日の記者会見で、安倍晋三首相の真珠湾訪問について「アジアの国にとっては多くのパフォーマンスよりも1回の誠実かつ深い反省の方が未来に有益だ」と述べ、首相の演説に謝罪がなかった点を批判した。

慰霊は上下関係を作らない。損害賠償もない。謝罪は上下関係や賠償金の根拠になりかねない。中国が(「アジアの国」と曖昧にしながらも)謝罪を求めるのは、日本の上に立ちたい、日本から賠償金や領土が欲しいからではないか。

そういった、なまぐさい「欲」が透けて見えるから謝罪なんてできないし、慰霊もできない。

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アメリカは日本に謝罪も賠償も求めていない。日本もアメリカに謝罪も賠償も求めていない。だからオバマ大統領は広島を訪問し慰霊できたし、安倍首相はパールハーバーで慰霊できた。

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中国が謝罪を求めるかぎり、日本が慰霊することはないだろう。

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2016年12月28日 (水)

放射能は移りません

放射能は移りません

ハフィントンポスト:福島の子どもたちへ 「自信をもって生きていきなさい」
http://www.huffingtonpost.jp/sachiko-bamba/be-proud-of-youself_b_13862006.html?utm_hp_ref=japan

泣きながら電話されてきた若いお母さんに、私は「それは犯罪だから、警察に訴えていいのよ」と言いました。顔も知らない福島出身の若いお母さんの屈辱的な思いを、しばらくの間、電話で伺ったことが思い出されます。ご近所の皆様も、放射能汚染されたであろう福島県民が、自分の近くにやってきたと、恐怖以外の何ものでもなかったのでしょう。逆の立場なら、私も同情しながらも恐怖心や警戒心が芽生えたかもしれないと、避難先の方々の気持ちを想像したりもしました。

放射能は移りません。

知らない人には、そう教えてあげましょう。

福島の子どもたちは、正しい知識を身につけ、知らない人には正しいことを教えてあげましょう。

人間が、周囲に悪影響を与えるほど、放射能汚染されていたら、生きていけません。死んじゃいます。だから、生きて逃げてこられたとうこと自体が、汚染されていないか、汚染されていたとしても程度は低いということを意味しています。

また、放射能は検出が簡単です。人間に悪影響を与えない低レベルのものを計ろうとすると大変ですが、悪影響が出るようなレベルになると市販の検出器で検出できます。それも短時間に。これは、汚染されていることを隠すことが出来ないということを意味します。

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放射能よりも怖いものはいっぱいある。鳥インフルエンザなどの病原菌やウィルスは検出は困難だし、移るし増えます。簡単に検出することも出来ない。こっちの方がよっぽど危険で怖いです。

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原発事故直後の恐怖は本物でした。怖かったのは事実です。ですが、その怖さに引っ張られ過ぎたのも事実です。しかし、危険じゃないものを怖がってしまうことは愚かなことです。

学習して、怖がらなくても良いものを、怖がらなくなること。これは風化ではありません。

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2016年12月27日 (火)

宗教の違い、価値観の違いを無視していては

宗教の違い、価値観の違いを無視していては

日本経済新聞 社説:欧州は結束固め危機の連鎖を防げ
http://www.nikkei.com/article/DGXKZO11118780X21C16A2EA1000/

しかし、欧州の主要国が二度と戦火を交えないため重ねてきた欧州統合を後退させては、欧州や世界の安定を損なう。経済や雇用にも悪影響を与えるのは確実だ。そうした点を各国の主要政党は粘り強く訴える必要がある。

同時に、極右政党台頭の背景にある欧州市民の不安や不満にもしっかりと目を向けてほしい。

テロ対策の強化は最優先課題だ。また中東や北アフリカから受け入れた難民が地域社会に溶け込めるように、言語教育などの地道な対策を講じることも、長い目でみたテロ・治安対策になる。

この社説には書いていないことがある。

「難民が地域社会に溶け込めるように、言語教育などの地道な対策を講じる」などとあるが、宗教の違い、価値観の違い、風俗習慣の違いを無視していることだ。こういった事は言語教育だけでは克服できない問題だ。

例えばイスラムの女性の服のブルカ。こういった服装を着ること着ないことの意味をどう考えるか。

また、女性の社会的地位の違いは女性への態度の違いとなって表れる。一歩間違えば婦女暴行事件を引き起こし兼ねない。片方は「女性がOKサインを出した」と思い、もう片方が「そんな事はない」と評価したら、性的暴行の被害者と冤罪被害者がいっぺんに生まれてしまう。

食べ物もそう。誰かの家を訪ねて出されたものを食べなかったら、どういうメッセージになるだろうか。現地の食べ物を食べることは、現地の社会に溶け込む意志を示すことになる。逆に、私達の為に特別な食事を用意してくれと言われたらどう思われるだろうか。

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こういった事を変えてくれと難民に要求すること、つまり宗教的価値観に基づく行動を変えてくれ、具体的にはイスラム教的価値観に基づく行動をキリスト教的な価値観に基づく行動に変えてくれと要求することだが、それは出来るだろうか。

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引用した社説の筆者も言語教育だけで社会に溶け込めるなどとは思っていないだろう。しかし、それ以上のことは宗教や価値観に踏み込まねばならない。踏み込めば、寛容や自由を侵害するかもしれない。あえて言及しなかったのだろう。

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寛容であること、多民族を受け入れることに対して、覚悟も用意もなく大量の難民を受け入れたら事件事故が起き、排斥運動が起きるのも当然だ。

宗教や価値観の違いに鈍感であってはならないのだ。鈍感であること無神経であることと、寛容であることは違うのだ。

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2016年12月26日 (月)

多民族・多文化は暴力事件を招きやすい

多民族・多文化は暴力事件を招きやすい

西日本新聞 社説:見つめ直す「差別と人権」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/editorialist/article/297831

シニア世代の多くの人に、鮮烈な記憶を残した在日コリアンがいる。

金嬉老(キムヒロ)元受刑者(故人)である。日本語読みで「きん・きろう」といった方が通りがいい。1968年、ライフルを手に静岡県の旅館に人質を取って籠城した人物だ。

要求は一つだった。街中で在日の人々に差別発言を放った警察官の謝罪である。

差別発言されたら、人質とって立て篭もっても良いのかい?

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金嬉老事件は有名だからちょこっと調べたら色々でてくる。どれがどこまで正しいかは私には判らないけれど、差別発言されたって何を言われたか知らないけれど、それが理由で他人を傷つけても良いという理屈は通らない。

そもそも、後付けの理屈、犯罪者の言い訳って可能性もあるし。

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ただ、「言葉が通じないとき」に暴力事件が起こりやすいというのは憶えておくべきだ。暴力を振るう側の理屈が間違ったものであっても「自分の話を聞いてもらえない」「話が通じない」となったとき、「妥協が成立しない」と確信したとき、暴力が振るわれやすい。

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民族・宗教・文化が違うとき、「話が通じない」という状態になりやすい。多民族・多文化は暴力事件を招きやすいと理解しておくべきだ。

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2016年12月25日 (日)

安全優先なら

安全優先なら

信濃毎日新聞 社説:米訓練場返還 強いられる犠牲大きく
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20161224/KT161222ETI090009000.php

普天間の辺野古移設を巡る訴訟では、最高裁が弁論を開かなかった。沖縄の声に耳を傾けることなく、政府の移設方針を黙認するかのような印象を残した。

翁長雄志知事は政府の式典には出席せず、オスプレイ事故に抗議する集会に参加した。

安倍首相は沖縄県民に寄り添うと言いながら、誠意ある向き合い方をしてこなかった。知事の判断は理解できる。政府は沖縄に対する上から目線の対応を改めるべきだ。県民の安全を第一に考えなくてはならない。

なんか最後の一言で台無しになっちゃった。だって安全第一なら普天間基地は少しでも早く無くすべきで、その方法が純粋な返却か移転かなんてことは、ささいな事にすぎない。

とにかく住宅の隣に飛行場がある状態を(飛行場のすぐ隣に住宅がある状態を)解消することなんじゃないか。その前には政治的な主義主張や将来展望は脇によけておくべきなんじゃないか。

それを、純粋な返却でなければならない、移転では認めないなどという百点満点でなきゃ全部NGなどと言っているのは安全第一の考え方ではない。

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「県民の安全を第一に考えなくてはならない。」

この一言で、社説に対する印象が「うそっぱち」になりました。

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2016年12月24日 (土)

維新の身を切る改革に疑問を感じる

維新の身を切る改革に疑問を感じる

NHK:維新 議員歳費の一部を被災地に寄付へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161224/k10010818321000.html

日本維新の会は、党が掲げる「身を切る改革」の実現に向けて率先して改革に取り組む姿勢を示そうと、来月から党所属の国会議員の歳費の一部を東日本大震災などの被災地に寄付することにしています。

維新の身を切る改革に疑問を感じる。歳費を減らすことは政治家にとって痛いことで「身を切る」と言えるけれども、それは「肉を切らせて骨を断つ」という言葉で言えば「肉」にすぎない。

政治家にとって真の意味での「身を切る」の「身」とは、支持者だ。自分を支持してくれる労組や業界団体などの特定の人間集団。

日本全体の為の政策と自分の支持者達の為の政策、この2つを比べて、日本全体の為の政策を選ぶこと、その結果、支持者・支持してくれた団体を失うこと、それこそが政治家にとって「身を切る」と言えるのではないでしょうか。

多少の歳費を減らすこと程度を「身を切る改革」などと言っていては、失笑してしまいます。

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歳費が減れば、政治家の生活は苦しくなります。それを「他人の不幸は蜜の味」と喜ぶ向きもあるでしょうけれど、副作用にも注意が必要です。

それは歳費なしに生活できる人間しか政治家になれなくなると言うことです。つまり、金持ち・資産家や企業や労組や業界団体特別のコネがあってそこからお金や利権を得られる人間しか政治家になれなくなると言うことです。

歳費を減らすことは、政治を特別な人間だけのものとしてしまう可能性があるのです。

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経費は減らせば、それで良いってものじゃないんだ。

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2016年12月23日 (金)

西側自由主義が負けるとするならば

西側自由主義が負けるとするならば

北海道新聞 社説:相次ぐテロ 根底の「シリア」解決を
http://dd.hokkaido-np.co.jp//news/opinion/editorial/2-0100294.html

ドイツの首都で起きたテロが、来年秋の下院選挙で4期目を目指すメルケル首相にとって打撃となるのは間違いない。

欧米でポピュリズム(大衆迎合主義)が高まりを見せる中、難民の受け入れに寛容なメルケル氏は西側自由主義の「最後の守護者」と目されている。

欧州ではフランスやベルギーで大きなテロが相次いでいる。今後も治安対策を進めざるを得ない状況は続くが、排外主義が伸長し移民や難民への差別が強まれば、問題解決が遠のくだけだ。

虚偽の情報を与えて扇動することは悪だけれど、大衆の不安に寄り添うことは悪なのだろうか。

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自分と違う民族・宗教・風俗、こういったものに不安を感じない人間はいないし、小さな誤解が事件や事故になるのもよくあること。いまいま住んでいる人間を追い出すのではなくて、いまの環境を守りたいのは悪なのだろうか。

ポピュリズムは悪、というのは単純に過ぎるように思う。

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ポピュリズムと西側自由主義が争い、西側自由主義が負けるとするならば、それは西側自由主義が、大衆(民衆)の心情や限界を理解できていなかったということだ。

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2016年12月21日 (水)

全ての押し付けは「悪」なのか

全ての押し付けは「悪」なのか

ハフィントンポスト:「独身ハラスメント」批判の内閣府の婚活会議、提言案で「婚活メンター」などは削除
http://www.huffingtonpost.jp/2016/12/20/dokushin_n_13737430.html?utm_hp_ref=japan

検討会の委員で、これまでの案に反対意見を表明していた労働政策研究・研修機構の副主任研究員、内藤忍さんは「世の中の人々の声を受け止めてくれた結果」と提言案を評価した。一方で、今後この案を元に作成される自治体向けのガイドラインやマニュアルについて「本当に、セクハラや押し付けにならない婚活支援に企業の現場が取り組めるように、中身を作って欲しい。問題のある取り組み内容が削除されたが、あくまでも提言の例示から外れたにすぎない。来年度以降も中身を注視することが必要」と話した。

「女性と人権全国ネットワーク」の佐藤香さんは「そもそも結婚する人、しない人など、多様な生き方がある中で、そもそも結婚する人に予算をつけるというのは不平等ではないか。『価値観の押し付けにならないように配慮する』と記載されるなど、言葉が追加されても、本質的な考え方は変わっていない。検討会とその基礎になっている一億総活躍プラン自体がおかしいのでは」としている。

生き方の多様化に反対はしないけれど、標準を提示された方が楽に生きられる人間もいるんじゃないか?

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こういった微妙な問題になると「押し付けてはいけない」という意見がでる。しかし、押し付けられた部分がゼロの生き方なんてあるのだろうか。人間は、生まれてから様々なものを学ぶ。その過程で押し付けがゼロなんてありえない。

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政府が社会に影響をあたえようと行動するとき、そこに「押し付け」がゼロなどということはありえない。例えば環境問題にしたってそう。環境に配慮することは良いことだという考えを押し付けている。

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政府が行動するとき、力を持った人間(or組織)が社会に影響を与えようと行動するとき、そこに押し付けがゼロということはありえない。問題は、押し付けの内容と方法なのではないだろうか。

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押し付けることをタブーにしていては、社会を変革することなんて出来ない。いや、私は社会を変革したい訳じゃないけれど、社会に影響を与えよう、社会がこうなったら良いなと行動するならば、そこに押し付けが存在することは避けられない。

押し付けを忌避する人々は、「いまのままが都合の良い立場、既得権益を持っている人間」か「自分の行っている押し付けに無自覚」かのどちらかだ。

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社会や政府は適度な押し付けをするべきだ。その方が楽に生きられる人間も多いのだから。

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2016年12月20日 (火)

ドイツはますます右傾化するだろう

ドイツはますます右傾化するだろう

ロイター:ベルリンのクリスマス市場にトラック、9人死亡・50人けが
http://jp.reuters.com/article/germany-truck-toll-idJPKBN1482AE

ドイツの首都ベルリンで19日夜、クリスマスマーケットを訪れていた買い物客にトラックが突っ込み、地元警察によると9人が死亡、最大50人の負傷者が出ている。

現地メディアによると、現場の警察当局者は、事件は攻撃である公算が大きいとの見方を示している。

欧州では7月にも、仏南部ニースで、チュニジア国籍の男がトラックで群衆に突っ込み、86人が死亡する事件が発生している。

ドイツはさらに右傾化するだろう。

テロが反発や排斥を生み、それが次のテロを生む、最悪の場合、ドイツやフランスが中東のようにテロが頻発する国になってしまうかもしれない。

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2016年12月19日 (月)

現場のエンジニアとしては

現場のエンジニアとしては

琉球新報:「県民は感謝すべきだ」 四軍調整官、沖縄県抗議に反論
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-411961.html

安慶田副知事によると、ニコルソン氏からは「抗議書の中にパイロットに対する気遣いがあってもいい」「政治問題化するのか」などの発言も聞かれ、怒りを示す場面もあったという。抗議に加え、オスプレイの飛行中止と配備撤回を要請した安慶田副知事は「謝罪も全くなかった。抗議文を渡す時も顔色を変えて怒っていた。人間性を疑う」と憤った。面談は約30分、非公開で行われた。

ニコルソン氏はその後の会見で一転、「今回のことは誠に遺憾。申し訳ないという思いだ」と謝罪の意を示した。一方で「訓練にはリスクを伴い、危険も伴うことはある。ただそのリスクは、お互いの国の防衛を守る意味で必要だ」と訓練における事故を前提としたような発言もあった。

抗議している人々と米軍のニコルソン氏、現場のエンジニアとしては、ニコルソン氏の方に共感する。実際に手足を動かして何かを作ったり運用したりしている立場の人間なら、私と同じく、ニコルソン氏の方に近いのではないだろうか。

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「抗議書の中にパイロットに対する気遣いがあってもいい」

事故時のパイロットが自分の命だけ考えて行動し、下のことなど気にしなかったらどうなるだろうか。問題の発生した機体を操縦して、住民のいない場所、いなさそうな場所をさがす、命懸けの勇気ある行動だ。私には飛行機なんて操縦できないけれど、勇気ある行動であることは理解できる。

ミスがあり事故があっても現場の人間への心遣いはあるべきなんじゃないだろうか。そういった心遣いが出来ないのは人間としてどうかと思う。

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「訓練における事故を前提としたような発言もあった」

人間が行動するとき、必ず事故の可能性がある。神ならざる人間は完璧ではないのだから。事故を前提としているから悪であるならば、自動車保険は悪のかたまりだ。

事故ゼロを求めて行動することは良い。しかし、事故への覚悟や備えをすることを悪いことであるように言うのには共感できない。

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「面談は約30分、非公開で行われた」

他言しないと約束したのではないだろうから、面談内容をマスコミに話したとしても良いかもしれない。しかし、あまり行儀の良い行いとは思えない。他言されるとなると、本音の話やここだけの話が出来なくなる。

相手と協調して良いものを作ろう、良い状況を作ろうと思うなら、相手との信頼関係は大事だ。

  *        *       *

沖縄で抗議する人々、抗議を支援する人々の行動は、クレーマーのようで共感できない。ニコルソン氏に問題が無いとは言わないが(軍の高官なら政治的発言や配慮も必要だ、騒がれるのは良いことではない)、自分が一緒に仕事するなら、抗議する側のような人ではなく、米軍のニコルソン氏のような人が良い。

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2016年12月18日 (日)

ギャンブルは嫌いだが

ギャンブルは嫌いだが

47NEWS:ギャンブル依存で初の面接調査 政府、防止策に反映
http://this.kiji.is/182900698930561033?c=39546741839462401

政府は、パチンコや競馬などによるギャンブル依存症患者の実態を把握するため、初の面接調査に着手した。全国の成人約2200人が対象。カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)整備推進法の成立を踏まえ、ギャンブル依存症増加防止へ対応を強化する。結果はカジノを含む今後の依存症対策に生かす考えだ。複数の政府関係者が17日、明らかにした。

私自身は、いゆるギャンブルをしない。そもそも、生きて働いているだけで十分にギャンブルだから、これ以上のギャンブルは必要ない。だいたいギャンブルは賭場が儲かるようになっていえてお客は損をするように設計されている。損をすると判っているものをする必要はない。

私はギャンブルをしないし、カジノが出来ても行くことはないだろう。しかし、統合型リゾート施設(IR)整備推進法の成立を歓迎する。それは、政府がギャンブル依存症対策やパチンコ規制に動くことを期待しているからだ。

  *        *        *

ギャンブル依存症の話で出てくるギャンブルの多くはパチンコだ。それだけ身近な存在ということだろう(しかし、パチンコはギャンブルではないことになっている。ギャンブル依存症対策としてはパチンコを規制するべきなのに)。

  *        *        *

カジノが出来れば、パチンコとライバル関係になる。カジノで儲けたい政府としてはパチンコを規制したくなるのではないだろうか。

  *        *        *

暗い予想としては、カジノは金持ち、パチンコは庶民と住み分けられてライバル関係にならないこと。パチンコは(建前としてはギャンブルではないので)ギャンブル依存症対策から外れてしまうこと。

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IR法の成立を歓迎する。合法化し見える化することで管理することが出来るようになるかもしれない。それを期待して、成立を歓迎する。

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2016年12月17日 (土)

時間にルースな相手とは付き合いたくないな

時間にルースな相手とは付き合いたくないな

時事通信:プーチン大統領また遅刻=主導権狙い?常習-日ロ首脳会談
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016121500625&g=pol

15日の日ロ首脳会談で、ロシアのプーチン大統領の特別機は当初予定より約2時間40分遅れて山口宇部空港に着陸した。大統領は今月2日にサンクトペテルブルクで行われた岸田文雄外相との会談にも約2時間遅れで臨んでおり、日本側が振り回される展開が続いている。



大統領の遅刻には、相手をいら立たせ、会談の主導権を握りたいという思惑ものぞく。

交渉を有利にするために、遅刻したりするのはよく聞く話ではあるけれど、何度も繰り返すと、相手も学習し効果がなくなる。それでも何度も遅刻する。

う~ん、本当にプーチン大統領は戦略・戦術として遅刻しているのでしょうか。

  *        *       *

大統領は、国家のトップです。実務だけでなくシンボルとしてもトップです。その人が時間にルーズではロシア全体が時間にルーズになっちゃわないでしょうか。ちょっと心配です。

時間にルーズな社会は(経済的には)繁栄しませんから。

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2016年12月16日 (金)

オスプレイ事故に思うこと

オスプレイ事故に思うこと

東京新聞:沖縄副知事「怒り頂点」 オスプレイで副大臣に抗議
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201612/CK2016121502000254.html

沖縄県の安慶田光男(あげだみつお)副知事は十五日午前、米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)所属の新型輸送機MV22オスプレイが沖縄北部沿岸部に不時着した事故を受けて沖縄を訪問した若宮健嗣防衛副大臣と県庁で会談し「県民の不安と怒りは頂点に達している」と抗議し、オスプレイの配備撤回を改めて求めた。

命は平等、価値の無い命なんてないと思っている方は多いでしょう。では、何故、オスプレイの事故や原発事故は特別扱いなのでしょうか。

  *       *      *

事故は事故であり、死者は死者であり、命が平等であるならば、死亡原因も平等です。ある死に方(死亡原因・事故原因)と別な死に方で差別なんてあってはなりません。

それなのに、何故、今回のオスプレイの事故でマスコミや政治家は大騒ぎするのでしょうか。今回の事故は一件の事故であり、交通事故で言うならば、車体が大破し2人が怪我をした、それだけです。事故の規模、被害の規模、危険に曝された命という意味では、大きなものとは言えません。

最近も漁船の転覆事故で数名の方が亡くなられています。それくらべて、命という意味では、大きな事故とは言えません。なのに騒がれる。

  *       *      *

日々、交通事故や労働災害などで命は失われています。命が平等であるならば、その死も平等でなければなりません。死亡原因で騒がれる騒がれないがあってはなりませんし、対策される事故原因、対策されない事故原因があってはなりません。

何故、マスコミや政治家、市民活動家はオスプレイを特別扱いするのでしょうか。

オスプレイを特別扱いしている事に込められた意志は何なのでしょうか。

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2016年12月15日 (木)

大量殺人と思想信条の自由

大量殺人と思想信条の自由

新潟日報 社説:相模原殺傷報告 実効性ある再発防止策を
http://www.niigata-nippo.co.jp/opinion/editorial/20161214296718.html

警察は事件前の3月、施設に対し、植松容疑者が「障害者大量殺人の思想を持っている」と説明していた経緯がある。

警察と病院、県、施設の連携について検証が必要だったのではないか。関係機関には引き続き、議論してもらいたい。

植松容疑者は、障害者施設に勤務していたにもかかわらず、障害者に偏見や差別意識を持ち、凶行に及んだとされる。

そのような考えを決して認めない社会をどうやってつくっていくのか。私たち一人一人の姿勢も問われている。

大量殺人を認める人間はいないだろう。しかし、そのような考えを禁止することについてはどうだろうか。思想信条の自由とぶつからないか。

  *        *       *

考えること、表現すること、実行することの間には、それぞれ大きな溝がある。引用した社説は表現や実行どころか考えることすら認めない社会を求めている。

  *        *       *

日本国憲法では思想信条や表現の自由を保障している。これに対して自民党の改憲案では「公益及び公の秩序を害すること」を目的とした表現を禁止することを認めている。

どちらが良いのだろうか。

  *        *       *

私としては、無制限の自由はありえないので(無制限な自由があると思う人は、自分自身の無意識のタブーに気が付いていないだけ)、制限すると憲法に書くべきだと思う。

  *        *       *

差別思想や大量殺人を考えること(実行ではない)も禁止したいのであれば、憲法にはっきりと書くべきだし、思想信条や表現の自由を最大限に認めるなら、そのように書くべきだ。

憲法九条と自衛隊の関係の解釈のようなアクロバティックな解釈が必要な憲法は国民から遊離してしまうのだから。

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2016年12月14日 (水)

早く引っ越さなければ

早く引っ越さなければ

朝日新聞:「民家近くで怖い」 浅瀬に横たわるオスプレイ、現場は
http://www.asahi.com/articles/ASJDG1DMLJDFTIPE04J.html?iref=comtop_8_03

安部地区に住む男性(66)は、寝ていたところ、上空を旋回する音を聞いた。オスプレイは普段、遠くの沖合を飛行し、民家近くを飛ぶことはない。「珍しいなと思った。とても大きな音で、かなり高度が低いと思った。墜落したような音はしなかったと思う」と話し、「民家の近くで怖い」と現場を見つめた。

普天間飛行場の近くには住宅街があります。オスプレイに限らず飛行機の事故は飛行場の近くで起きることが多いです。

普天間飛行場は、一日も早く辺野古へ移転すべきです。

  *        *        *

米軍憎しの余り住民の安全を疎かにしてはなりません。それでは沖縄の住民を犠牲にした戦前の日本軍と同じになってしまいます。

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マイナスのことを隠した議論は信用できない

マイナスのことを隠した議論は信用できない

中日新聞 社説:相模原事件報告 監視強化が気がかりだ
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2016121302000113.html

相模原市の障害者殺傷事件を巡り、国の有識者チームは、すべての措置入院患者の見守りを強めるべきだとの報告書を出した。見守りと監視は紙一重。病気治療の名を借りた人権制限は許されない。

産経新聞 主張:相模原殺傷報告 刑法の大改革に踏み込め
http://www.sankei.com/column/news/161213/clm1612130001-n1.html

未然の犯罪防止に対する司法の腰は重い。日本の刑法の原則が、既遂の犯罪を処罰対象としているからでもある。同様の慎重意見は共謀罪の導入論議にもみられた。だが、悲惨な犯罪やテロが起きるのを待てというのか。欧米にみられる「治療処分」や「保安処分」の制度化を含め、刑法の抜本的見直しを検討すべきだ。

どっちの側も要求だけでなく、それが実現した場合のマイナスのことも話すべきだ。マイナスのことを隠した議論は信用できない。

  *        *        *

人権・自由を大事にする側は、人権や自由を守るために「悲惨な犯罪やテロが起きる」のを甘受するのだと言うべきだし、安全を重視する側は、安全の為に「人権制限」が行われることを言うべきだ。

  *        *        *

社会(や政府)に安全安心や犯罪の抑止を求めるなら、政府は個人を監視したり干渉するようになる。逆に、政府による監視や干渉を嫌うならば、暴走した個人が誕生することを防ぐことは出来ない。

もちろん、どちらも完璧に行うことは出来ない。完全な安全と監視も、完全な自由もありえない。選択は中間のどこかになる。

  *        *        *

安全を確保しつつ自由も確保することが理想だけれど、その方法は発見されていない。

  *        *        *

どっちの側もマイナスのことも話すべきだ。マイナスのことを隠した議論は信用できないし、自分の欲しいものを言うだけでは子供の議論に見えてしまう。

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2016年12月13日 (火)

解散して欲しくないのかな?

解散して欲しくないのかな?

47NEWS:首相の解散権を問題視 憲法学者ら「再検討を」
http://this.kiji.is/180979781423431687?c=39546741839462401

憲法学者らでつくる「立憲デモクラシーの会」は12日、最近の日本の議会政治が本来の姿から離れていると指摘した上で、首相による衆院の解散権について「議院内閣制の下では行政権に自由な解散権があるわけではない。長年疑われることのなかった解散権の慣行の是非を改めて検討対象とする必要がある」とする声明を出した。

声明はまず、昨年の安全保障関連法から最近の環太平洋連携協定(TPP)関連法、カジノ法案などで「強行採決」が相次ぎ「議会政治の劣化は目を覆うしかない状況」と主張。

議会政治が劣化しているかどうか、私には判りません。けれども、政党支持率を見たら、強行採決している側が支持されているように見えます。

  *      *      *

こういうことを言うって事は、野党は解散して欲しくないのかな?そんでもって、次の解散の時に「憲法違反の解散だ!」と抗議するのな?

  *      *      *

政府を批判するだけでは多数派にはなれないよ。

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2016年12月12日 (月)

他国の宗教的シンボルを攻撃すること

他国の宗教的シンボルを攻撃すること

朝日新聞:神社のキツネ像を壊した容疑、韓国籍の男逮捕 先月入国
http://www.asahi.com/articles/ASJDC4695JDCUGTB118.html

10日には泉崎村の寺や白河市の神社でも地蔵など計9体が壊されているのが見つかった。福島県内では12月上旬から、福島、郡山、須賀川、白河の4市内で、地蔵など約100体が壊される被害が出ており、県警がチョン容疑者との関連性を調べている。

他国の宗教的シンボルを攻撃することは、最悪の場合、殺人や戦争につながりなねないのだけれど、そういう自覚はあるのだろうか。

  *        *       *

自分としては韓国や韓国人の常識を疑うとともに、ちょっと嫌いというか警戒しなければと思いました。

  *        *       *

触らぬ神に祟りなし。他人、他国の宗教は尊重(取扱い注意)でなくちゃ。どこに地雷があるか判らないんだから。

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平穏な再起動

平穏な再起動

西日本新聞:川内原発今夜再開へ 現地で抗議集会 [鹿児島県]
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kagoshima/article/294333

定期検査で停止していた九州電力川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)は8日夜、原子炉を起動し運転を再開する。これを前に同日朝、発電所ゲート前で反原発団体が集会を開き「県民は認めていない。動かすな」と抗議した。

引用した記事は4日前のものですが、その後も原発は順調に稼働している一方、デモや抗議の広がりはないようです。川内原発が再稼働しましたが平穏なもの、と言えるでしょう。

  *        *        *

デモや抗議はありましたが、昨年、新基準で稼働再開した時にくらべ静かなものです。デモの規模やマスコミの取扱いは格段に小さくなっているように私には思えます。

  *        *        *

一歩一歩、原発は日常へと戻りつつあります。

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2016年12月11日 (日)

村社会に逆戻り

村社会に逆戻り

読売新聞:軽率投稿消せない…削除ハードル高く訴訟沙汰も
http://www.yomiuri.co.jp/national/20161210-OYT1T50089.html

「阪神が優勝したら無条件で単位をくれるらしい」――。

ツイッターにこんな投稿をした大阪大の男子学生に、大阪地裁が先月、虚偽の内容で教授の名誉を傷つけたとして30万円の賠償を命じる判決を言い渡した。軽い気持ちで発信した言葉がネットで拡散して騒ぎとなり、自ら削除要請に動いたものの全ては消せなかったといい、訴えられる事態に至った。専門家は「削除のハードルは非常に高い。軽率な投稿は絶対しないで」と呼びかけている。

学校を卒業し田舎から都会に出てきたとき、心細く不安ではあったけれど「自由になった」という気持ちがした。実際、自分の過去を知っている人はいないし。まぁ勤務先には履歴書とか提出しているけど、そういったものには「○○才までオネショした」とか「中学の時○○にハマってた」などという公的記録に残らない黒歴史は記載されていない。

対して、田舎の濃密な人間関係の中では、そういった記録・記憶は消されない。

  *        *       *

「自ら削除要請に動いたものの全ては消せなかった」

インターネットやSNSの世界は、自由なようで、自由をもたらしたように見えて。実は昔の村社会のように黒歴史を忘れてくれない世界でもある。引用した記事にある事件も、今は、賠償して、終わったことになるだろうけれど、何年か後に掘り出されて非難の口実にされてしまうかもしれない。それこそ田舎で、何年も前の出来事や恨みつらみをほじくり返されるように。

くわばらくわばら。

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2016年12月10日 (土)

余計なお世話ですが

余計なお世話ですが

毎日まんがニュース;韓国大統領の末路の巻
http://mainichi.jp/sumamachi/news.html?cid=20161120mul00m03000600sc
*)引用元はマンガですので文章のコピペはありません。

韓国の大統領って末路が暗い場合が多いんですよね。日本のように首相を降りた後に「そろそろ引退しろよ」と言いたくなるのもどうかと思いますけど。

  *      *      *

ほとんど全員の大統領が引退後に(あるいは任期後半に)不祥事などで悲惨な結果になっている。これは、国民性と制度の相性が良くないのではないでしょうか。

大統領の任期を短く(1~2年?)するとか、連続でなければ再選を許すとか、大統領制ではなく議院内閣制にするとか...

  *      *      *

もしかしたら、韓国の人々にとっては、大統領の末路が悲惨であるのが当たり前で望ましいことなんでしょうか?

  *      *      *

もっととも、他国の制度制度に口出しするのは余計なお世話ですが...日本としては、何度も起きていることなので、「韓国の大統領は悲惨な末路を迎える」という前提で(予測して)お付き合いすることが必要です(前任者が約束したことを後任者が守るでしょうか。慰安婦問題についての合意はどうなるでしょうか)。

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2016年12月 9日 (金)

ドイツの右傾化

ドイツの右傾化

CNN:メルケル独首相、顔覆うベールの全面禁止求める
http://www.cnn.co.jp/world/35093314.html

ドイツのメルケル首相は6日、イスラム教徒の女性が顔や体の全体を隠すベールについて、着用を全面的に禁止するべきだと述べた。

メルケル氏は与党・キリスト教民主同盟(CDU)の会合で「全てを覆うベールは我が国に合わない」「法的に可能な全ての場所で禁止するべきだ」と語り、聴衆は長い拍手でこれに応えた。

服装は個人の表現であり主義主張の表れでもある。それを制限するということは、ある意味において思想信条の制限でもある。宗教に基づく服装を禁止するということは、その宗教を禁止するに意味にもなりえる。

だから寛容で自由な国家では、服装は制限されない。

  *      *      *

ドイツは民主国家で寛容な国であることになっている。メルケル首相は、難民受け入れに積極的だったし、EU内部でも難民受け入れに前向きの発言をしてきた。つまり、過去の発言や行動からすると、こういった発言をする人ではなかった。

メルケル首相でさえ、服装制限を主張し支持者に拍手で迎えられているというドイツの状況がある。これは、ドイツ全体が右傾化している事を示している。リベラルなはずの政治家が、何年か前の極右政党と同じことを言っているのだから。

  *      *      *

ドイツでは来年、大きな選挙があるそうだ。その選挙で極右政党は勢力を伸ばすだろうか、伸ばさないだろうか。

私には予想なんて出来ないけれど、メルケル首相は勝利するかもしれない、極右政党は議席を伸ばさないかもしれない。しかし、それは右傾化が止まったことやリベラルが勝利したことを意味しない。政党としての勝利や敗北ではあるかもしれないが、政策としては右翼側のものが実行されるのだから、右翼の勝利と言えるだろう。

  *      *      *

メルケルでさえ右傾化している。

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2016年12月 7日 (水)

移民や難民に対して寛容であるならば

移民や難民に対して寛容であるならば

山陰中央新報 論説 : 欧州のポピュリズム/戦後システムの危機に
http://www.sanin-chuo.co.jp/column/modules/news/article.php?storyid=562634033

ポピュリズム政党の躍進の背景には、ユーロ危機で引き起こされた経済不振、失業率の高止まりがある。フランスやベルギーで相次いだイスラム過激派のテロ、昨年夏からの難民の大量流入も拍車をかけた。

EUや各国の現政権が、課題に適切に対処しているとは言い切れず、有権者が既成政治へ向ける反感には確かに理由がある。だが「別の解決策を」と訴えるポピュリズムへの熱狂が、第2次大戦の反省から生まれたEUのような既存の戦後システム、「寛容」といった価値観まで覆すことがあってはならない。

移民や難民に対して寛容であるならば、ポピュリストにも寛容であるべきではないだろうか。

  *       *       *

いわゆる欧州の「寛容」が失敗しつつある原因は、「寛容」の範囲を決めなかったことにある。

いま欧州で問題になっている難民や移民は欧州内部からのものとイスラム世界からのものものがある。

イスラム教と欧州の寛容な社会では、女性の権利、LGBTへの態度が全く違う。イスラムからの移民難民に対して寛容でありつづければ、いつか欧州は女性の権利やLGBTを認めない社会へと変質してゆくだろう。

  *       *       *

非寛容な宗教や文化を持つ移民や難民に対して寛容であるならば、ポピュリストにも寛容でなければ、それは不公平というものだろう。

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2016年12月 6日 (火)

無能であることを示す言葉

無能であることを示す言葉

livedoor news:鳥越俊太郎氏 流行語大賞トップ10入り「日本死ね」を分析「母親の怒りの言葉」
http://news.livedoor.com/article/detail/12373280/

そして、鳥越氏は「それに対するいち母親の怒りの言葉が、『死ね』という表現になっているわけです」「だから、『死ね』という言葉だけに引っかかってしまっちゃ、その全体を見誤ってしまう」とも指摘した。「日本死ね」は「日本の今年の実相を表す言葉」だというのだ。

誰かに「死ね」と言ったなら、それが本気だったら、相手とどんな関係になるだろうか。

「死ね」と言っても、それが許される相手がいるとしたら、それはどんな相手であり関係だろうか。

   *        *       *

この「日本死ね」という言葉は、甘えている言葉だと思う。子供なら、かんしゃくを起こして親に向かって「死ね」と叫ぶことがあるかも知れない。そして、言われた親は、子供を(行儀が悪いと)叱る事はあっても、関係を断絶させたりはしない。

そういう関係であるから(子供も本能的に知っているから)「死ね」などと言える。

   *        *       *

甘えでなければ、喧嘩し関係を断絶する言葉だ。試しに勤務先や付き合いのある人に対して「死ね」と言ってみたらどうなるか。会社に努めている人が、会社に対して「○○会社死ね」と言ったらどうなるか。

人間関係は極めて悪くなり、対話不能になるだろう。

   *        *       *

「日本死ね」という言葉はショッキングだが、何も出来ない事を示している言葉でもある。

何故なら、甘えている、あるいは対話できなくする人間に、何か仕事が(社会の変革が)出来るだろうか。

とてもじゃないが出来はしない。つまり、「日本死ね」という言葉は(ストレス発散の罵倒にはなるだろうが)無能さを示している言葉だ。

   *        *       *

鳥越さんは「だから、『死ね』という言葉だけに引っかかってしまっちゃ、その全体を見誤ってしまう」と言う。

そうかも知れない。しかし、それは「言った側が甘えている(感情を爆発させても受け止めてもらえる。解決策を誰かが(政府?与党?が)出してくれる)」と言っているのと同じだ。

   *        *       *

罵倒しても世の中は良くならない。そして罵倒は、言う側も言われる側の気持ちも荒んだものにしてしまう。

「日本死ね」という言葉は、荒んだ社会にしたいのでれば、広めるのも良いだろうが、そうでなければ、広めるべき言葉でない。

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2016年12月 5日 (月)

恥を知るべきなのは

恥を知るべきなのは

NHK:BS 世界のドキュメンタリー 世界に増殖する“壁”
http://www6.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/?pid=161124

不法入国を試みる人、検問所で待つ人、国境警備員。立ちはだかる“壁”を挟んでさまざまな思いが交差する。3つの国境を訪れ、国を分断する壁にまつわる人間ドラマを描く。

世界は今、“壁”によって分断されている。子供を養うためにモロッコとスペインの国境を毎日行き来する母親。ジンバブエでは、人々は川を渡って南アフリカへ不法入国を試みる。その境遇を理解する警備隊員は任務と良心との狭間で苦しんでいる。アメリカとメキシコの国境は監視カメラとヘリコプターで厳重に監視されている。世界中で“壁”によって人生を翻弄される人々の想いを美しい映像とともに伝える。

メキシコからアメリカに命懸けで国境を越えようとする人々がいる。そういったドキュメンタリーを見ていると、トランプ次期大統領的な排外主義は恥ずべきもののように思えてくる。

排外主義は良いものではないだろう。しかし、それだけでは、そう思うだけでは足りないのではないか。

足りないものは、国境を越えようとする側の状況とその原因や責任への関心だ。

メキシコからアメリカへ命懸けで越えようとする。それは何故か?その責任は誰にある?

  *       *       *

国境を越えようとする人間にとっては、メキシコの状況が、命懸けであってもアメリカに行きたいほど酷い状況だということ。

では、その原因と責任は誰にあるのだろうか?

それは、メキシコ政府とメキシコ国民にある(メキシコは民主国家なのだから、メキシコ国民に責任が無いというのは許されない)。

トランプが恥を知るべきならば、メキシコも恥を知るべきだ。

  *       *       *

トランプ的なものを非難するのは簡単だけれど、それだけでは、まだ足りない。

入ろうとする人々を拒絶する国があるならば、命懸けでも入ろうとする人々を生み出す国がある。そういった国を非難しないで、拒絶する国を非難していては、なにかが不公平だ。

  *       *       *

日本からアメリカやその他の国に移民(国籍変更・帰化)したい人間はいるかもしれないけれど、不法であっても命懸けでも渡りたいという人間はそうはいない。メキシコにはいるけれど、日本にはいない。そういう意味では日本政府は良い政府であると言える。

  *       *       *

入国を拒否する側への非難だけでなく、出す側への批判や援助という視点も必要なのではないだろうか。

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2016年12月 4日 (日)

当たればでかいから

当たればでかいから

信州毎日新聞:もんじゅ代替 国民無視の延命策だ
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20161202/KT161201ETI090006000.php

もんじゅは、原発の使用済み核燃料を再処理してプルトニウムを取り出し、再び使用する核燃料サイクルの中核施設だった。

なぜ失敗したのか、責任はどこにあるのか―。政府は一つ一つ検証し、明らかにするのが筋である。その上で核燃料サイクルが必要なのかどうか、国民が議論して選択するべきだ。このまま核燃料サイクル政策を継続し、代替施設の開発に国費を投じることは国民が納得しないだろう。

高速増殖炉は未完成の技術であり、もんじゅに問題があることは事実だけれど、高速増殖炉は、実用化できた場合の利益が大きい。だから私は開発を続行すべきだと思う。

  *         *        *

原発って、結局、電気を作る道具だから他の方法で十分&安定的に電気を作ることができたら不要になる。再生可能エネルギーは不安定で小さい、それだけでは全ての電気は賄えないし、化石燃料は有限である上に環境問題がある。

宇宙太陽光発電や核融合炉が実用化できれば別だが、それまでは高速増殖炉の開発を継続するべきだ。

  *         *        *

現代文明はエネルギーを必要とする。生物は食べないと死ぬように、エネルギー切れを起こした文明は滅んでしまう。そんな事が起こらないようにすることが現代に生きる我々の責務だと思う。

...と思っている国民もいるということで。

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2016年12月 3日 (土)

報道の自由の為に、不平等は解消しなければならない

報道の自由の為に、不平等は解消しなければならない

サイゾーウーマン:ASKAのタクシー映像公開は法的に問題あり! テレビ局の責任は?
https://www.cyzowoman.com/2016/12/post_121603.html

鳴海弁護士によると、今回は、ASKA容疑者の容姿だけでなく、車内の会話音声や乗車地点から自宅までの走行全般が記録された映像であるため、プライバシー権侵害にも該当する可能性があるという。

では他方、この映像を放送したテレビ局もタクシー会社と同様に違法かというと、それはまた少し状況が異なるようだ。

「報道機関には報道の自由があり、これは強く保護される傾向にあります。これを制限してしまえば、国民の知る権利を奪ってしまいかねない危険な状態となるためです。今回はASKA容疑者の覚せい剤使用の逮捕と関連して報道されているため、その放送に一定の合理的理由があると考えられ、違法とまではいえない可能性があります」(鳴海弁護士)

今回の件についてネットでは、タクシー会社への批判はもちろんのこと、「逮捕されたからといって、なんでもありなのか」「そこまで放送していいのか」「放送するテレビ局も罪深い」といったテレビ局への批判も強くなっている。タクシー会社は謝罪したが、テレビ局も何らかの対応をしなければ、テレビへの不信感はますます高まりそうだ。

映像を提供したタクシー会社は違法と非難され、場合によっては刑事罰や損害賠償を求められる。一方、放送したテレビ局は罰せられない。

マスコミを保護する理由やロジックは理解できる。公益、報道の自由は尊重しなければならない。

タクシー会社が罰せられる理由も理解できる。プライバシーは保護されなければならない。

しかし、同一の行為で片方が罰せられ、もう片方が罰せられないのは不平等と言える。あるいは、マスコミは特権階級だと言える。

  *        *       *

起きたことのロジック、判断のロジックは理解できても感情的には納得できない。

  *        *       *

引用した記事では「テレビへの不信感はますます高まりそう」としているけれど、自分には信頼性(内容の正確さ)の問題ではなく、「あいつらズルい」という不平等感・感情的な問題であるように思われる。

これを間違えて、正確な報道を心がけます、などとしていては問題は深刻化するだろう。

  *        *       *

マスコミを(公益・報道の自由の観点から)罰しないのであれば、情報提供者も罰してはならないし、情報提供者が罰せられるならマスコミも罰せられるべきだ。でなければ感情的なしこりができてしまう。それはマスコミを一般民衆から遊離したものにしてしまうだろう。そんなことになったら、報道の自由があっても、報道できても信頼されず(なんとなくでも嫌いな者の言うことは信頼されない)、報道の自由の意味が無くなってしまう。

報道の自由の価値の為に、不平等は解消しなければならない。

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2016年12月 2日 (金)

韓国併合前の状況を思う

韓国併合前の状況を思う

中央日報:「金正恩、韓国の事態を誤認して軍事挑発の可能性」
http://japanese.joins.com/article/063/223063.html

北朝鮮が崔順実(チェ・スンシル)事態による韓国の国政空白状況を軍事的挑発の適期と誤認する可能性があるという指摘が出てきた。

ウォールストリートジャーナル(WSJ)は28日(現地時間)、「韓国の危険な瞬間(A dangerous moment in Korea)」と題した社説で、「韓国では現在、朴槿恵(パク・クネ)大統領弾劾政局が数週間続いていて、米国は政権交代期」とし「韓半島(朝鮮半島)で危機感が高まっている」と伝えた。

河北新報 社説:韓国大統領辞意/混乱の長期化 結束し回避を
http://www.kahoku.co.jp/editorial/20161201_01.html

その真意は推測するしかないにしても、確かなことは、一国の政権がレームダック(死に体)化し、国政の混乱がさらに長期化すれば国内のみならず、隣国・日本を含む北東アジア情勢も不安定化させる恐れがあることだ。

韓国併合前の状況を思うというか想像すると、いまの韓国の何倍も混乱してて、すでにロシアや中国の勢力が入り込んでいてって状況だよね。

いまは「国政の混乱がさらに長期化すれば国内のみならず、隣国・日本を含む北東アジア情勢も不安定化させる恐れ」と、いささかのんびりしたものですが、当時は帝国主義まっさかり。実際に植民地になっている場所も多かった。

当時の状況を思うと日本の危機感は、すざまじいものがあっただろう。

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人間的な仕事の悲劇

人間的な仕事の悲劇

ハフィントンポスト:人工知能が既存のビジネスを破壊しはじめた
http://www.huffingtonpost.jp/casey-wahl/ai_business_b_13300080.html?utm_hp_ref=japan

私たちの開発したチャットボットは、紹介先の企業の面接官(または採用候補者)の都合を聞く。それが入力されたらすぐに、調整相手のもとに調整の打診が届く。面接日時の変更のオファーもこなせる。LINEでいつでも気軽に一瞬でスケジュール調整ができてしまう。

いちいちメールで「Wahl and Case CEO Casey様 いつもお世話になっております・・・」と、おきまりの面倒な文言を書くこともなく、返信を忘れることもないし、現職の方であれば会社内にいてヘッドハンターからの電話に出られない、ということも避けられる。



では、全てのヘッドハンターの仕事がチャットボットに置き換えられるか、というとそうではない。現在勤めている会社での不満を聞き出したり、真に求めているものが何かを会話の中から探りだしたり、面接後にどのような不安があるのかを聞いたり、感情に関わることは、人間の方が得意だ。チャットボットと人間が仕事を分担することで、ヘッドハンターは真に重要な仕事にもっと多くの時間を使えるようになる。顧客へのサービス向上に時間を使えるということだ。

単純労働や単なるスケジュール調整、こういったことから科学技術・人工知能は人間を開放してくれる。その結果、人間はより重要な人間的な仕事を行うようになる。

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それはそれで好ましいことではある、だが、残る仕事は人間の能力差が大きく出てくる種類の仕事でもある。

電話をかけたりメールを出したりしてスケジュール調整する。この為のコスト(時間、必要な機材)は、出来る人でも出来ない人でもあまり変わらない。手順(セオリー?形式?)が決まっていて、そこから逸脱しなければ大きな失敗もなく劇的な改善も難しい。しかし、セオリーが決まっていないこと、「感情に関わることは、人間の方が得意」だけれど、その種の仕事の能力は出来る人間と出来ない人間の差が大きい。

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非人間的な仕事を排除していけばいくほど、仕事が人間的なものになるほど、格差が大きくなる。これは悲劇だろうか、喜劇だろうか。

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2016年12月 1日 (木)

答えと質問

答えと質問

毎日新聞 社説:年金改革法案 世代間の信頼、再構築を
http://mainichi.jp/articles/20161201/ddm/005/070/040000c

こうした展望の下に年金の将来を考え、国民に説明を尽くして理解を得ていかなければならない。

にもかかわらず、安倍晋三首相は国会で「私が述べたことを全く理解いただけないのであれば、こんな議論を何時間やっても同じですよ」などと答弁した。年金への国民の不安をわきまえぬ、不誠実な態度だ。

え~っと、この安倍首相のこの答えは野党の質問に対してだよね。質問が無くて答えだけだと、答えた人間の資質なんて判らないと思うんですが。

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これは野党の質問に対する答弁だよね。野党が国民の代表で安倍首相が貴族の代表なら、「国民の不安をわきまえぬ、不誠実な態度だ」とだけ言うことになるだろうけれど、安倍さんだって国民の支持を得て国会に立っている。安倍さんだって国民の代表だ。

つまり、安倍さんのこの発言を引用して野党に対して、「状況を理解しないで、くだらない質問をしているようでは、国民から信頼されることなど出来はしない」と言うことだって出来る。

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まぁ、安倍政権の支持率、自民党の支持率、民進党の支持率を見れば、この答弁をされた側の方に問題があると国民には思われているようですが。

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マスコミは安倍自民党政権を批判するのも結構ですが、それも必要ですが、それ以上に野党を叱咤激励するべきではないだろうか。でないと日本の政治のレベルが上がらない。

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