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2016年12月14日 (水)

マイナスのことを隠した議論は信用できない

マイナスのことを隠した議論は信用できない

中日新聞 社説:相模原事件報告 監視強化が気がかりだ
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2016121302000113.html

相模原市の障害者殺傷事件を巡り、国の有識者チームは、すべての措置入院患者の見守りを強めるべきだとの報告書を出した。見守りと監視は紙一重。病気治療の名を借りた人権制限は許されない。

産経新聞 主張:相模原殺傷報告 刑法の大改革に踏み込め
http://www.sankei.com/column/news/161213/clm1612130001-n1.html

未然の犯罪防止に対する司法の腰は重い。日本の刑法の原則が、既遂の犯罪を処罰対象としているからでもある。同様の慎重意見は共謀罪の導入論議にもみられた。だが、悲惨な犯罪やテロが起きるのを待てというのか。欧米にみられる「治療処分」や「保安処分」の制度化を含め、刑法の抜本的見直しを検討すべきだ。

どっちの側も要求だけでなく、それが実現した場合のマイナスのことも話すべきだ。マイナスのことを隠した議論は信用できない。

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人権・自由を大事にする側は、人権や自由を守るために「悲惨な犯罪やテロが起きる」のを甘受するのだと言うべきだし、安全を重視する側は、安全の為に「人権制限」が行われることを言うべきだ。

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社会(や政府)に安全安心や犯罪の抑止を求めるなら、政府は個人を監視したり干渉するようになる。逆に、政府による監視や干渉を嫌うならば、暴走した個人が誕生することを防ぐことは出来ない。

もちろん、どちらも完璧に行うことは出来ない。完全な安全と監視も、完全な自由もありえない。選択は中間のどこかになる。

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安全を確保しつつ自由も確保することが理想だけれど、その方法は発見されていない。

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どっちの側もマイナスのことも話すべきだ。マイナスのことを隠した議論は信用できないし、自分の欲しいものを言うだけでは子供の議論に見えてしまう。

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