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2017年1月26日 (木)

真実の誇張

真実の誇張

毎日新聞 社説:視点・トランプ時代/2 「ポスト真実」 虚が実を動かす怖さ=論説委員・及川正也
http://mainichi.jp/articles/20170126/ddm/005/070/087000c

時の権力者が不都合な事実から目を背け、虚偽を正当化すればどうなるか。見えてくるのは「虚構の世界」だ。トランプ米政権からはその怖さを感じる。



トランプ氏は自伝で「真実の誇張」の効用を語っている。一連の発言は「罪のないはったり」のつもりかもしれない。



トランプ氏は環太平洋パートナーシップ協定(TPP)離脱を決定した際に日本が米国車の輸入を阻害していると言った。無関税の米国車が日本で売れない大きな要因は燃費性能やサイズなどが消費者のニーズに合わないことだ。国益を左右する重大政策の決定が偽りの理由で正当化されていいわけはない。

トランプ流の虚構と、事実のどちらが力を持つのか。メディアの役割は大きい。

トランプはもちろん、与党も野党もメディアでさえ「真実の誇張」をしていないだろうか。対象や手法は違うだろうけれど。

  *        *      *

当然、虚構と真実、真実の方が強い。しかし、トランプの「真実の誇張」とメディアの「真実の誇張」と、どちらが力を持つのかは判らない。

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最初は真実であっても、どんなものでも、人から人へ伝わってゆくにつれて「真実の誇張」がされてゆく。例えば、「トランプ流の虚構と、事実のどちらが力を持つのか。メディアの役割は大きい」という言葉は、メディアの側に真実があるという「誇張」がされていないだろうか。

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コメント

関税だけではなく、非関税障壁が無い代表例としては、GMのサターンが日本車に対抗できる車として生産された後、日本での販売にJR東日本が協力して販売店を作ったりしたし、キャバリエという車では、トヨタの販売店で買えるというすごい事をやってみたわけだが、やっぱり、大して売れずに、撤退となった。サターンは、日本車とそん色なく良い車だったが、それなら、日本車でよいと思うのが日本人だろうな。 

投稿: サターンに乗ってたけど | 2017年1月26日 (木) 12時30分

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