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2017年2月 5日 (日)

当たり前では?

当たり前では?

東京新聞:「共謀罪」普通の団体も対象の恐れ 「性質一変」の場合は法相見解
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201702/CK2017020402000139.html

二日の質疑で、民進党の階(しな)猛氏が「一般市民も(組織的犯罪団体の)活動に関与し得る場合があるのではないか」と追及。金田氏は「正当な活動を行っていた集団が、団体の意思決定に基づいて犯罪行為を反復継続して行うよう性質が一変したと認められなければ、組織的犯罪集団と認められることはない」と述べ、普通の団体でも性質が変わったと認められた場合は処罰対象となる可能性を否定しなかった。テロ組織や暴力団、薬物密売組織に限らず、市民団体や労組、会社なども捜査機関の解釈次第で「組織的犯罪集団に変質した」と認定されれば、処罰対象に含まれる恐れが改めて浮き彫りになった。

「普通の団体でも性質が変わったと認められた場合は処罰対象」

普通の団体である間は処罰されず、犯罪集団になってしまったら処罰される。どこがおかしいのだろうか。

あらゆる犯罪集団や暴力集団が誕生した瞬間から犯罪集団であるわけではない。普通の団体、たとえばヨガなどを行う集団として始まったサークルが金儲けの集団になり、さらに脅しや暴力を使うような集団になる場合だってある。

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引用元の著者は、人間や人間集団は変質しないものと思っているのだろうか。それは、犯罪者は最初から犯罪者だという差別思想につながるのだけれど。あるいは、ある出自をもつ集団は何をやっても処罰してはならないのだろうか。それは出自による差別につながるのだけれど。

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「市民団体や労組、会社なども捜査機関の解釈次第で『組織的犯罪集団に変質した』と認定されれば、処罰対象に含まれる恐れ」

最終的に解釈(判断)するのは捜査機関ではなく、裁判所だ。捜査機関が判断しただけで処罰対象にされるのであれば、それは三権分立の破壊であり、共謀罪どころではない大問題なのですが。

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話は変わるが、引用元の記事を読んで説得されるような人間はどんな人間なのだろうか。ある程度の知識や教養がなければ読もうと思わないだろうし理解もできない。それでいて、ロジックの穴に気がつかない人間なんているのだろうか。

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