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2017年3月27日 (月)

身を切る改革

身を切る改革

北海道新聞 社説:議員なり手対策 「浦幌案」から考えたい
http://dd.hokkaido-np.co.jp//news/opinion/editorial/2-0111317.html

どうすれば職業、年齢、性別などさまざまな人が地方議会で活動できるようになるのか、議論を深めるきっかけとしたい。

十勝管内浦幌町議会が、議員のなり手不足対策に関する検証結果をまとめた。

町民アンケートの結果を加味した議員報酬の引き上げや、サラリーマンの兼職などに対する国の支援を盛り込んだ。

背景にあったのは、このままでは議会制度を維持できないという強い危機感である。

議員のなり手不足に悩むのは、浦幌だけではなかろう。他の自治体議会にも、さまざまな取り組みが求められる。

議員自身が「お手盛り」で報酬を増やすのが良いとは言わないけれど、いわゆる「身を切る改革」の行き着く先の一つがここにある。

浦幌町は、身を切る改革ではなく、予算の都合から議員報酬が高くないのだろうけれど、十分な議員報酬や待遇を提供しない(できない)ことの結果であると言うことができる。

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議員というのは、数年おきに選挙という審査と契約更新がある職業だ。非正規の契約社員だって5年連続で雇用されれば正社員になれると言うのに、議員にはそれもない。

社会的地位はともかく、報酬や継続性という面から考えると良いとは言えない仕事であるとは言える。

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極端な話、議員報酬がゼロでも政治家になれる人間というものはいる。実家がお金持ちで政治的な志をもっている人間だ。例えば鳩山由紀夫元首相だ。

身を切る改革の行き着く果てには、鳩山さんのような政治家だらけになる、というのは冗談だけれど、実現するかもしれない悪夢であって、笑い話で済ませて良い話ではない。

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元々、身を切る改革が議員報酬の抑制や引き下げを意味していた時から、おかしなことだと思っていたけれど、やっぱり単純な報酬引き下げは良い結果をもたらさない。

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