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2017年3月19日 (日)

事故防止と責任追及

事故防止と責任追及

信濃毎日新聞 社説:福島訴訟判決 過失の認定に向き合え
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20170318/KT170317ETI090013000.php

事故から6年が経過しても、約8万人が避難したままだ。事故処理費は21兆円を超える見通しだ。それなのに事故の責任は不明確なまま放置されている。

避難者による集団訴訟は約30件起こされている。判決は他の訴訟にも影響を与えよう。

事故を二度と起こさないためには、原因を究明し責任を明確にすることが必要だ。国と東電は判決に真摯(しんし)に向き合い、対策が不十分だったことを認めるべきだ。

事故防止の為に原因追及が必要なことに疑いはないが、責任追及はどうなのだろうか。

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責任追及、誰が悪いと責め立てることが事故防止に役立つのだろうか。私には、そうは思えない。責任追及が厳しすぎると、関係者は口をつむぐようになるし、起きてしまった事を責め立てても事故が無かったことにはならない。次の担当者にプレッシャーを与えることは出来るけれど、人間、プレッシャーを与えたらきちんと仕事するかと問えば、必ずしもそうではないと言うのが答えになるだろう。

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そして、なにより気に入らないのは、責任追及が政争の具に使われることだ。野党やマスコミの行動をみていると、原因追求し事故防止したいのではなく、責任を追求して政治的得点を稼ぎたいように思えてしかたがない。

あんたたちは、事故防止がしたいのか、政府の悪口が言いたいのか?と聞きたくなる。

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原因追及も責任追求も結構だけれど、どんな結果を目指していて、それに対して合理的かどうかは意識しておきたいものだ。

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