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2017年4月24日 (月)

フェイクニュースと取材源の秘匿

フェイクニュースと取材源の秘匿

産経新聞:内閣府、朝日記事を否定 ホームページの「朝鮮人虐殺」削除報道、抗議も検討
http://www.sankei.com/politics/news/170420/plt1704200003-n2.html

しかし、内閣府によると、18日夕に朝日新聞記者からの電話取材に対応した担当者は「HPの刷新中で、今は報告書を見ることができない」として、削除していないことを伝えた。

内閣府は苦情が寄せられている事実もなく「報告書の掲載をやめることの検討もしていない」としている。

朝日新聞は19日、産経新聞の取材に対し「記事は、内閣府の担当者への取材に基づいて執筆したものです。詳細な取材経過や相手方の発言などについては、回答を差し控えさせていただきます」と回答した。

朝日新聞は検証の為の情報を提示していない。誰にどんな質問をしてどんな答えがあったかを明確にすることで事実関係があきらかになるのだけれど。

しかし、ジャーナリズムには「取材源の秘匿」という権利と義務がある。取材される側を保護しなければ、取材される側が萎縮してしまうからだ。

取材源の秘匿の利点は判る。しかし、引用した記事のようなことがあったとき、私達は「ソースは秘密だけれど」と言われて判断することになる。朝日新聞と内閣府のどちらを信じるかという問題になる。

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引用した記事のケースでは、朝日新聞は苦情を寄せた人間を探し出してきて証言してらえば、内閣府の主張を崩すことができる。1人や2人では、偽証かもしれないけれど、内閣府が動くほどのことなのだから大勢であるに違いない。多数が証言したら真実となる、わけではないが信用度は上がる。

朝日新聞は抗議した人間を探し出せば良い。そうしれば内閣府の取材源を保護したまま記事の信用性を上げることができる。

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私は、そういったことをしていない朝日新聞に何かのミスがあったのではないかと判断している。

しかし、仮に朝日新聞にミスがあったとしても、朝日新聞は「取材源の秘匿」を盾に隠蔽することができる。

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情報源の秘匿は、悪用可能で、場合によっては報道機関を腐敗させる。一歩間違えると、一流の報道機関がフェイクニュースをまき散らす扇動機関になってしまう。

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コメント

これは朝日のミスではありません。
確信犯です。
嘘でも こういう記事を書いておけば、朝鮮人虐殺を削除できないだろうと思ってやっているのです。
ゲスの極みです。

投稿: 八目山人 | 2017年4月24日 (月) 07時34分

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