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2017年4月11日 (火)

総動員体制のどこが悪いの?

総動員体制のどこが悪いの?

朝日新聞:教育勅語 憲法とは相いれない 2017年4月11日(火)付
http://www.asahi.com/paper/editorial2.html?iref=editorial_news_one

教育勅語は、「朕(ちん)(明治天皇)」が、「臣民(国民)」に守るべき徳目を示している。いざというときは「皇運」に尽くせと国民に迫る内容だ。同じ明治期にできた軍人勅諭と共に、戦時中は国民を総動員体制に駆り立てる支えともなった。

非常時に国家が総動員体制になるのは当然であり、非常時に平時と同じようにのんびりしていたら、あるいは、国民がバラバラだったらどうなるだろうか。どんな非常時であるにせよ被害は大きくなるだろう。

総動員体制になれることは、それだけでは悪いことではなく、むしろ必要なのだ。

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第二次大戦について言うならば、始めてしまった(引きずり込まれた?空気に流された?)のが問題であって、国民総動員体制が可能であったのが問題ではない。

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仮に、明治時代に教育勅語ができず、日本という国の国民がまとまりを欠いたらどうなっていただろうか。日本は第二次大戦に参戦しなかったかもしれない。しかし、それは日本が平和国家だからではなく、日本がどこかの国の(欧米の侵略的な国の)植民地になっているからであり、あるいは複数の国家に分裂して内戦しているからだろう。

その場合、日本の庶民はどんな暮らしをしているだろうか。

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強力な国家総動員体制になれることを忌避するのは、国家が分裂し弱いことを望んでいるようなものであり、貧乏だったら泥棒に入られないと言っているようなものだ。

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日本の失敗は、総動員体制になれたことや教育勅語にあるのではない。当時の国際情勢・政治情勢を読みきれなかったこと、軍部や官僚が自己の組織の利益を優先したことにこそあるのではないか。

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コメント

現状の状態でいくさにおいて総動員をふける事が出来ても、別の支配者の元ではふける事はできません。その時には平時の段階で反対する事すらできないでしょう。

投稿: DUCE | 2017年4月11日 (火) 14時27分

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