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2017年4月 6日 (木)

「自己責任って何ですか」

「自己責任って何ですか」

東京新聞:憤る避難者「自己責任って何ですか」 復興相「自主避難は本人の判断」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201704/CK2017040502000252.html

「自主避難は本人の判断。裁判でも何でもやればいいじゃない」。東京電力福島第一原発事故で故郷を離れ、今も避難先で暮らす人を巡り、今村雅弘復興相が四日の記者会見で発した言葉が波紋を広げている。被災者に寄り添うべき政治家の突き放すような発言。避難者らから反発が相次ぎ、辞任を求める抗議活動も五日行われる。



自宅は避難区域とされた原発二十キロ圏内から二キロほど離れた場所。「事故当時は、行政が一戸一戸避難を呼びかけた。避難指示区域からちょっと外れたら、自主避難と言われる。自己責任って何なんですか」

「自己責任って何ですか」

もう面倒見れないって限界を越えたら「自己責任」って言葉で突き放すんです。ただ突き放すと、「なんで面倒を見ない」とか「面倒を見れないのか(能力がないのか)」とか非難されるから、「自己責任」という言葉で、相手に責任があるかのような状況を作るのです。

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国家や社会が「逃げなさい」と命令した人間とそうでない人間の待遇・援助に差があって当然ではないだろうか。国家や社会は命令したのだから。

同じで良いとなると、国家や社会は、その命令の責任を取らなくても良いということになる。

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「避難指示区域からちょっと外れたら、自主避難と言われる」

避難指示の仕方に問題があるのかもしれないが、どこかで線引きしなくちゃならないからね。その内側・外側はどうしても出来てしまう。

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しかし、結局のところ漏洩した放射能による健康被害は、数年経過しても、確認されていない。少なくとも計測不能なほど小さいということだ。

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漏洩した放射能による健康被害はゼロ。風評被害や避難ストレスでは死者までている。ならば、政府がやるべきことは明確だ。風評被害の防止であり避難を縮小・終了させることだ。

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もっとも政治家は結果や事実で評価されると同時に、言葉遣い(言葉の選び方、話し方)やイメージでも評価される。本当の事だからって言っていい事と悪いことがある。

だから、政治家の発言としては、いかがなものかと思わないでもない。

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コメント

非難する必要ないのに、自主的に非難した人が自己責任なのは当たり前だろ。 これ、引用の本文には「事故当時は、行政が一戸一戸避難を呼びかけた。」とありますが、非難区域外の人に非難を呼びかけたのが本当だとすると、その行政が間違えたわけだから、そこを相手取って裁判すりゃいいんじゃないのかな。 

投稿: 北極熊 | 2017年4月 6日 (木) 15時12分

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