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2017年4月25日 (火)

一票の格差と地方切り捨て

一票の格差と地方切り捨て

新潟日報 社説:衆院区割り勧告 地方捨てない抜本改革を
http://www.niigata-nippo.co.jp/opinion/editorial/20170424320095.html

今回も衆院の区割り改定案で地方の定数が削減されそうだ。1票の格差是正と地方の声を国政に反映させる。その両立が必要だ。地方切り捨てにならない抜本改革を求めたい。



小選挙区で定数を1ずつ減らされるのは青森、岩手、三重、奈良、熊本、鹿児島の6県で、いずれも人口減が進む地方ばかりだ。



今回の改定案には本県は含まれていない。とはいえ地方の人口減、首都圏への集中は止まらない。全体の定数を増やさず格差是正をする限り、本県を含む地方の定数減は避けられない。

民主主義とは、直接的な暴力を数の暴力に置き換えたものだ。物理的に戦う代わりに言葉で戦い、数を獲得したほうが勝利する。

都市部に多くの人間がいて、地方には少ない数の人間しかいない。この状況で一票の格差を是正したら都市部の議席が増えて地方の議席が減る。地方の声が国会に届かなくなる。

地方切り捨てだ。

  *       *       *

「1票の格差是正と地方の声を国政に反映させる。その両立が必要だ」

本質的に無理な願いだ。

一票の格差是正と地方切り捨ては、どんなに制度をいじったところで変えられない。目立たなくすることや誤魔化すことはできる(例えば、全国を一つの選挙区にしてしまうとか)が、なくすことは出来ない。

それは、数の暴力という民主主義の本質なのだから。

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コメント

僕は、最高裁の判断が「有権者数に比例した議席」だけを基準にしているのは、間違っていると思う。逆に、衆議院と参議院の違いがはっきりしないとか言うけれど、例えば、参議院は、各都道府県の代表と位置づけて、夫々5人、47都道府県だから、235人の定数としても良いじゃないか、1人の投票の重みがどうのこうの言いたいなら、田舎に引っ越して選挙権を行使すれば良いではないか。 

投稿: 北極熊 | 2017年4月25日 (火) 17時01分

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