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2017年6月17日 (土)

人権という言葉の濫用

人権という言葉の濫用

東京新聞:沖縄弾圧は「人権侵害」 基地抗議活動 山城議長が国連演説
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201706/CK2017061602000116.html

米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設に伴う名護市辺野古での新基地建設などに対し抗議活動を続けている沖縄平和運動センターの山城博治(ひろじ)議長が十五日、ジュネーブの国連人権理事会で演説した。抗議活動により長期勾留された自身の体験を紹介し「日本政府が人権侵害をやめ、新しい軍事基地建設に反対する沖縄の人々の民意を尊重することを求める」と訴えた。

国家が本気で人権を侵害してまで口を塞ぎたいなら、言論の自由を認められないなら、何故、山城さんは日本国外へ出ることが出来たのだろうか。国連で演説したあとに日本に戻ってくることが出来るのだろうか。

例えば中国の人権活動家が国連で演説することが出来るだろうか、中国政府を批判する演説をしたあとに帰国して無事だろうか。

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国連で演説したこと、演説して無事に帰国し日本国内で活動を継続できること、このことが日本には言論の自由があること、人権も守られていることを示している。

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山城さんは五カ月間の長期勾留について「弁護士以外との接見を禁じられ、家族とも会うことを許されなかった。自供と抗議運動からの離脱を迫られた」と、当局による人権侵害だったと指摘した。

拘束された理由、少なくとも表向きの理由は器物破損とか公務執行妨害などだ。人権侵害の隠れ蓑なのかもしれないけれれど、逆に言えば注意すれば避けられる種類のもので、言論統制の力は弱い。つまり、デモや抗議活動を合法的に行ったり、ブログなどの物理的暴力になりようのない方法で行うことが出来る。

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人権と言う言葉にはありとあらゆるものを含ませることが出来る。自分の主張が通らなければ暴力的になることを「人権」として認めろと要求することだって出来る(性欲が高まったら異性に触ることも「人権」として認めろと痴漢が言ったらどうする?)。

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「人権」という言葉を隠れ蓑にした不法行為を許していたらどうなるだろうか。弱者の人権は踏みにじられるだろう。人権という言葉がますます無価値な怪しげなものになるだろう。

人権を大切に考える人なら、人権という言葉の濫用を許してはならない

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コメント

不法滞在のやり倒しの際に、往々にして子供の人権と言う事が言われます。それも所詮は親や支持者のエゴありきなのでしょう。
奴らにとっては、日本に居つければこっちの物だで、それに比べれば真なる子供の人権なんぞは二の次のように見受けます。

投稿: DUCE | 2017年6月17日 (土) 08時01分

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