« 自民党を倒すのは自民党 | トップページ | 罰を与えるときには慎重に »

2017年6月15日 (木)

後ろ側から

後ろ側から

毎日新聞 社説:強引決着の「共謀罪」法案 参院の役割放棄に等しい
http://mainichi.jp/articles/20170615/ddm/005/070/154000c

「共謀罪」法案は準備・計画段階でも犯罪の処罰を可能とする。刑事法の体系を大きく変える法案だ。

政府は国際組織犯罪防止条約の締結に必要だと説明してきた。

だが、一般人が警察の捜査対象となり、監視社会に道を開く懸念を衆院段階では払拭(ふっしょく)できなかった。

だからこそ、参院では対象犯罪を大幅に絞り込むなど法案を抜本修正することで「再考の府」の責任を果たすよう、私たちは求めてきた。

心配なのは「監視社会」だろうか、それとも「政府が監視すること」だろうか。

  *        *        *

科学技術は進歩している。私が子供の頃には監視カメラ(防犯カメラ)なんて滅多になかったし、ネットもなかった。しかし、現在では外出すれば多数の監視カメラに撮影され、買い物をすれば記録が残る。クレジットカードやポイントカードを使ったら個人の特定できるだろうし、それとSuicaなどの履歴を組み合わせたらどうなるだろうか。

いまはバラバラに扱われているけれど、様々なところで記録された情報を統合したら個人を特定しプライバシーを暴くことなど容易だろう。

政府による監視を心配していたら、企業(企業連合)による監視社会になっていたなどと言うことになりかねない。

  *        *        *

政府と企業、どちらがお行儀が良いだろうか。私には国民やマスコミによって監視されているぶんだけ政府の方がマシに思える。

私企業は利益を追求する。その私企業がその利益の為にプライバシーを含む個人情報を利用し始めたら、相当にエゲツナイことになるだろう。

  *        *        *

心配なのは「監視社会」だろうか、それとも「政府が監視すること」だろうか。

監視社会化を心配しているのであれば、政府だけではなく、政府以外による監視や情報収集を心配したほうが良い(しかし、企業はカネ(広告費)を持っている。マスコミのい追求は厳しいものにはならないだろう)。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

|

« 自民党を倒すのは自民党 | トップページ | 罰を与えるときには慎重に »

コメント

まあ、参議院の審議時間が十分経過したところで、維新が質問中なのに委員長解任動議出して、委員会決議を出来なくさせたのだから、中間報告による本会議決議という手法で採決されて、本当に良かった。 一般人が捜査されるこの何が問題なのか、さっぱり分からない。 既存の犯罪捜査でも、一般人は捜査対象だろう。 この法律で、一般人が逮捕されるのは問題かもしれないが、犯罪を計画して準備する集団と共謀していたら、その人はもはや一般人でなくなっているのだからね。 

投稿: 北極熊 | 2017年6月15日 (木) 12時47分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107287/65413025

この記事へのトラックバック一覧です: 後ろ側から:

« 自民党を倒すのは自民党 | トップページ | 罰を与えるときには慎重に »