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2017年6月27日 (火)

憲法九条と比べたら

憲法九条と比べたら

北海道新聞 社説:臨時国会要求 憲法に従い早期召集を
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/opinion/editorial/2-0115183.html

民進党など野党4党は、憲法の規定に基づき、臨時国会の召集を政府に求めた。学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設にかかわる問題の究明が目的である。



ところが、政府・与党は召集に消極的だ。東京都議選の投開票を来月2日に控え、影響を懸念しているのだろう。

だが憲法53条は、衆参いずれかの総議員の4分の1以上が求めれば、内閣は国会召集を決定しなければならないと定めている。

期限の明記がないことを理由に放置するのは、憲法の軽視にほかならない。

安倍晋三政権は、安全保障関連法が成立した2015年にも、野党の臨時国会召集の要求を無視した。同じことを繰り返せば、さらなる批判は免れまい。



憲法53条の規定について、内閣法制局長官は03年の国会で「召集のために必要な合理的な期間を超えない期間内」に召集を決めなければならないと答弁している。

政治的な思惑だけで、憲法をないがしろにしてはならない。

憲法九条と自衛隊の関係に比べたら、たいした問題ではない。憲法九条に「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」とあっても「前項の目的を達するため」という言葉を梃子に、自衛隊は合憲だということになっている。

それに比べたら、憲法53条には期限の定めが無いのだから「そのうちやるよ」で十分に憲法を守っていることになってしまう。

  *        *       *

安倍政権の態度は憲法軽視であると言われてもしかたがない。しかし、これで安倍政権が受ける打撃は限定的なものだろう。何故なら、憲法にはヤヤコシイ憲法解釈が必要で、一般人が素直に読んで理解できるものではなくなってしまっているから。

憲法を軽視しても、政権への打撃は少ない。これは、憲法を素直に読んで、神学的な解釈をしないで自衛隊を合憲であるように改憲をしてこなかったツケのひとつではないかと思う。

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