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2017年6月11日 (日)

リア充爆発しろ

リア充爆発しろ

宮崎日日新聞 社説:国際テロ対策
http://www.the-miyanichi.co.jp/shasetsu/_26314.html

ただG7サミットは「インターネットのプロバイダーなどが暴力を扇動する内容を自動的に検知する新技術開発を奨励する」と過激主義の拡散防止に民間企業を巻き込む具体策を打ち出したが、それには疑問がある。

イスラム社会との壁をそのままに監視社会を強化するだけでは、テロ対策の目的は達成できず、テロ対策を名目とした人権侵害が横行しかねない。過激主義の温床を広げさせないよう各国が努力することを求めたい。

ISの中枢部や思想的指導者は判らないが、私には、通り魔的なテロの実行犯は自分の不満を社会にぶつけているだけに見える。そこにイスラム教という「言い訳」をみつけ、ISからの指示というきっかけを見つけただけに見える。

不謹慎な言い方をするなら、「リア充爆発しろ」を実践しているとも言える。

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不満をもつ人間、社会や周囲の人間を恨む人間のいない社会は無いし、不満をもつ人間がいることは世界共通だと思うが、その表出のしかたは社会によってそれぞれだ。

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キリスト教とイスラム教の対立、移民と現地人の対立、そういった環境下で「不遇のイスラム教徒」の一人が通り魔的な犯罪を犯しただけ(「不遇のキリスト教徒」は「不遇の移民やイスラム教徒」をいじめたりバカにすることで発散するのだろう)に見える。

ただし、その犯罪の方向性は、ISやイスラム原理主義によって誘導されているし、実行後にISから「戦士」と言われることで承認してもらえること(承認欲求の満足)は敷居を低くしている。

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「イスラム社会との壁をそのままに監視社会を強化するだけでは、テロ対策の目的は達成できず、テロ対策を名目とした人権侵害が横行しかねない。」

監視強化は多少なりともテロの発生を少なくするだろう。イスラムの名を言い訳にした通り魔的犯罪が続発していたら、非イスラム教徒はイスラム教徒を警戒してしまうのは当然で、それでは「イスラム社会との壁」を低くすることは出来ない。

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人の心は操作できない。「イスラム社会との壁」、つまりは、非イスラム教徒にイスラムへの見方を変えろと言っても、その人自身の心の中に踏み込むようなことは、制度的にも現実的にもなかなかできない(ヘイトスピーチのように派手なものは取り締まれるかもしれないが)。しかし、監視強化は、人の心に踏み込まないで出来ることで、多少なりとも効果が見込めるのであれば、実施するべきだ。

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