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2017年7月26日 (水)

どんな受け皿?

どんな受け皿?

中日新聞 社説:国民の目は厳しく 揺らぐ「安倍一強」 
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2017072502000102.html

首相が今後いくら丁寧な説明や政権運営に努めたとしても、憲法軽視の政治姿勢を改めない限り、弥縫(びほう)策にすぎない。「安倍政治」の転換は、首相自身が進退を決断しないと無理かもしれない。

世論調査結果が示すとおり、安倍内閣継続の大きな要因は「他に適当な人がいない」からだ。都議選のように受け皿さえあれば批判票は集約できる。

来年九月には自民党総裁選、十二月までには衆院選がある。そのときまでに「安倍政治」に代わる選択肢を示せるのか。与野党ともに存在意義が問われている。

「都議選のように受け皿さえあれば批判票は集約できる」

いや、そらそうなんですけど、その受け皿が無いじゃないですか。都議選は都知事選挙の続きで、都知事選挙は個人が表に出る。小池さんという存在があればこその都知事選挙の勝利であり、都議会選挙での勝利がある。で、小池さんのような方がほいほいいる訳がない。

で、小池さんの政治的立場は右か左かといえは、右なのですよね。

  *        *        *

私は自分自身を共産主義者でもなければ、リベラルでもないと思っています。しかし、極右でもない。ゆる~い保守、左じゃない程度の保守。私は極右政党が政権を獲ることを望んでいません。

  *        *        *

安倍政権や自民党政権に対抗できる受け皿はどんなものになるでしょうか。リベラル・左翼では無理でしょう。他国の脅威があるときに、みんな仲良くなどという政党が受け入れられるとは思えません。その「みんな」に他国が入っているようでは。

彼らは生理的に嫌われているようにも見えますしね。また、アメリカでトランプ大統領が誕生したり、欧州で極右政党が既存政治性力の代替として伸長していますが、左翼やリベラルの政党が既存勢力として伸長しているようには見えません。

ですから、私は、安倍政権や自民党政権に代わり得る(打撃を与えうる)受け皿は、小池さんのような右翼から出てくるだろうと思っています。中日新聞的には気にいらないでしょうが。

  *        *        *

受け皿が、願わくば実務能力のある方でありますように。

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2017年7月25日 (火)

オプスレイは危険な機体か?

オプスレイは危険な機体か?

北海道新聞 社説:オスプレイ訓練 なし崩しは認められぬ
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/121185/

陸上自衛隊と米海兵隊が、8月に道内で予定している日米共同訓練で、米海兵隊の新型輸送機MV22オスプレイを最大3カ所の演習場で使用する訓練を検討していることが分かった。



だが、本当に負担軽減につながっているのだろうか。それを名目に、オスプレイの活動範囲を広げ、道内での広域訓練も、一気に運用拡大を図るのが狙いではないか。疑問は尽きない。

オスプレイは訓練場所だけでなく基地も、住民被害の恐れがない国外に移すべきだ。

国民の不安をよそに、危険な機体が日本の上空を飛び交うようなことがあってはならない。

私には航空機の安全性を議論するほどの頭はありませんけれど、オプスレイを危険な機体だとは思っていません。何故なら、アメリカ人が作ってアメリカ人が乗っているから。例えて言うなら、自動車会社が自分の作る車で自分の従業員を運ぶようなもの。自分達で乗っても良い、少なくともその程度の安全性はあるということです。

  *        *       *

オスプレイは事故を起こしていますし、今後も起こすでしょう。人間の作るものに完全はありませんから、事故は起こります。事故が起きても良いとは言いません。しかし、一度の事故で大騒ぎして欠陥機であるかのように言うのは、テレビで○○は体に良いと言われて、自分に合うかどうかも考えずに買ってしまうような軽薄さを感じます。

  *        *       *

オスプレイは目立ちます、特異な形をしていますから。目立つから格好の目標になります。それだけのことだと思っています。もし本当に危険な欠陥機なら統計資料その他の材料があるはず。そういったものを出さないで、個々の事故の事例で危険な機体だと騒いでいる。それはつまり、他の機体にくらべて特別に危険だいう証拠はないと言うこと。

  *        *       *

オスプレイはアメリカ人が作ってアメリカ人が乗っている、場合には兵士だけでなく幹部も乗る。まぁ、その程度には安全だと言うことです。

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2017年7月24日 (月)

交通事故は憲法違反か

交通事故は憲法違反か

朝日新聞 社説:憲法70年 「原発と人権」問い直す
http://www.asahi.com/articles/DA3S13050965.html?ref=editorial_backnumber

福島県では今も数万人が県内外で避難を続ける。長年のなりわいや家屋を失った人は数え切れず、居住、職業選択の自由(22条)、財産権(29条)の侵害は著しい。多くの子が故郷の学校に通えなくなり、教育を受ける権利(26条)も揺らいだ。

そして何より、事故は多くの人を「関連死」に追い込んだ。

「原発事故で、憲法に書いてある生活ができなくされた。これは憲法違反でしょう」。桜井市長は語気を強めて言う。

「原発事故で、憲法に書いてある生活ができなくされた。これは憲法違反でしょう」

ならば、交通事故で生活できなくなったら「交通事故は(あるは交通事故を起こす自動車は)憲法違反」と言うのでしょうか?

  *        *        *

「そして何より、事故は多くの人を『関連死』に追い込んだ」

朝日新聞でさえ、福島原発事故で漏洩した放射能での健康被害を見つけられていません。だって、漏洩した放射能で健康被害があったなら関連死どころでない大騒ぎするはずですから。彼等が大騒ぎしていないのは見つけられていないから。

  *        *        *

いのちが大事、憲法が大事というのであれば、原発を特別視するのは間違いです。政権への攻撃や反原発であれば、原発を特別視してもかまいませんが、事実として危険は原発だけじゃありませんから、いのちが大事とか憲法違反とか言い出したら様々なツッコミを受けることになります。

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2017年7月23日 (日)

福島原発事故の教訓

福島原発事故の教訓

徳島新聞 社説:7月22日付  伊方原発停止却下  不安に向き合ったのか 
http://www.topics.or.jp/editorial/news/2017/07/news_15006844294995.html

住民側は、東京電力福島第1原発の事故原因が解明されない中、短期間で策定されたもので、安全性を確保できていないと主張。地裁は最新の知見を踏まえ、予測できる規模の自然災害を想定して安全確保を求める内容で、「不合理な点はない」とした。

だが、福島の事故から学ぶべき教訓は、「安全神話」が最悪の事態を招いたということだ。新規制基準を稼働のお墨付きにすれば、新たな安全神話を作ることになる。

福島原発事故では漏洩した放射能では一人の健康被害も出ていません。しかし、風評被害では被害が出ています。

原発には安全神話と危険神話があります。

安全神話は事故や避難の軽視つながるかもしれません。

危険神話、いちど原発事故が起きれば何万人も死ぬ、死の大地が広がるという神話。危険神話は風評被害を起こします。

  *        *      *

「不安に向き合ったのか」

不安があることは理解できます。しかし、原発事故による漏洩した放射能での死者が出ていないという事実から目を背けてはいけません。でないと危険神話による被害を大きくしてしまいます。

  *        *      *

私にとっての福島原発事故の教訓は、怖がりすぎることが被害を大きくするということです。不安と向き合いつつ、それに飲み込まれないようにすることです。不安であると騒ぐことだけで安全になったり被害が減ったりはしないのだから。

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2017年7月22日 (土)

拉致は「大人の都合」ですか

拉致は「大人の都合」ですか

朝日新聞 社説:朝鮮学校無償化 子の救済は大人の責任
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2017072102000121.html

いわば大人の都合で、子どもの学びの機会に格差が生じるのは残念でならない。広島地裁は、朝鮮学校を高校無償化の対象から外した国の処分を適法と判決した。大人の責任で実現せねばならない。



北朝鮮は核やミサイルを開発し、日本人拉致問題の解決には後ろ向きだ。朝鮮総連を含め、国民が注ぐまなざしは厳しい。

本来、子どもの教育に政治的、外交的な問題を絡めるべきではない。だが、朝鮮学校の教育内容や財務、人事といった運営を巡る疑念が晴れない限り、税金投入に国民の理解は得られにくい。子どもの学ぶ権利の救済、機会の保障はもちろん、大人の責任である。

「子どもの学びの機会に格差が生じるのは残念でならない」

格差が嫌なら、普通に日本の義務教育うければ良いじゃないですが。そしたら日本の子供達と同じで格差なんて生じませんが。そもそも朝鮮学校は日本の義務教育と違うことを教える(同じなら朝鮮学校である必要はない)、その時点で「格差」かどうかは別にして差が生まれてしまう。

  *        *        *

「子どもの学ぶ権利の救済、機会の保障はもちろん、大人の責任である」

それはそうなんですが、限度や限界というものがあります。

  *        *        *

日本は日本人が作った国家で日本人の為にあります。良い悪いは別にして、全ての国家はその国民の為にあって、他国の為にあるのではありませんし、予算も有限です。自国民優先にしても何が不思議なのでしょうか。

北朝鮮の学校にお金を出さないことを「格差」と非難するのであれば、アフリカやアジアの貧困地域の子供達が日本の義務教育と同等の教育を受けられないことを格差と非難し予算を出すべきだと言わなければなりません。

でも、お金は有限ですから、日本政府は世界中のどの国の子供よりも日本子供の教育を優先します。何の疑問も感じません。

  *        *        *

しかし、拉致問題や核ミサイルを「大人の都合」というのは凄いセンスだと思います。拉致はとんでもない人権問題です。朝日新聞や人権活動家は、反政府のデモや抗議活動中の逮捕でも大騒ぎするのですから、何の罪もない少女を拉致することに対して「大人の都合」と軽く言うのは、やっぱり凄いセンスだと思います。

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2017年7月21日 (金)

反中・反米と嫌韓の違い

反中・反米と嫌韓の違い

時事通信:徴用工像、10月設置の動き=済州の日本総領事館前-韓国団体
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017072001022&g=soc

韓国の労働組合などで構成する「強制徴用労働者像建設推進委員会」は20日、済州市で発足の記者会見を行い、日本の植民地支配時代に徴用された労働者を象徴する像を同市内の日本総領事館前に設置する計画を発表した。資金を募り、10月中旬の設置を目標としている。

「反中」、「反米」などの言葉は、その国に反発、対抗する言葉だけれど、「嫌韓」は反発や対抗というよりも「嫌い」ということで、何かが違う。

それは引用した記事にある行為に代表されるように、韓国(あるい朝鮮半島)を日本が支配したということを、韓国人自身が日本人に再確認させているからではないか。

支配、つまり優越していた。勝ったということ。

  *        *        *

徴用工や慰安婦の歴史的事実がどうであれ、朝鮮半島を日本が支配した。支配しなければ徴用工も慰安婦も存在しません。だから、韓国が抗議する度に日本のどこかの無意識の優越感を刺激しているのではないか。

だから抗議されて五月蝿くて面倒で嫌だけれど、中国やアメリカのような恐怖感を韓国に対して抱くことはない。それが、「反中」、「反米」と中国やアメリカに対しては「反」と言うけれど、韓国に対しては「嫌」となるのではないか。

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労働者の代表?

労働者の代表?

朝日新聞:連合へ働き手が異例のデモ 「残業代ゼロ、勝手に交渉」
http://www.asahi.com/articles/ASK7M5HXFK7MULFA01N.html

今回のデモのきっかけは、高プロを「残業代ゼロ法案」と批判してきた連合が一転、執行部の一部メンバーの主導で条件付き容認の方針を決めたことだった。連合傘下でない労組の関係者や市民らがツイッターなどで呼びかけたメッセージは「連合は勝手に労働者を代表するな」などのキーワードとともに拡散。参加者の多くはツイッターでデモの開催を知り、仕事帰りに集まったとみられる。

「勝手に労働者を代表するな」

「勝手に労働者を代表するな」と抗議を行われた方は誰を代表しているのでしょうか。それとも、誰かを代表しているのでもなく、その場ににる方々のみが抗議しているのでしょうか。

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2017年7月20日 (木)

出自による差別は民主主義の根幹

出自による差別は民主主義の根幹

朝日新聞 社説:「戸籍開示要求は差別」指摘も 蓮舫氏「特例」強調
http://www.asahi.com/articles/ASK7L5G0SK7LUTIL04K.html

蓮舫氏が公開に踏み切る前から、批判は起きていた。「移住者と連帯する全国ネットワーク」など四つの市民団体は14日、「日本国籍を有していることが明白である以上、国会議員になることや民進党の代表になることに法的な問題はまったくない」としたうえで、「個人情報の開示を求めることは、出自による差別を禁じている憲法の趣旨に反する差別そのものである」と開示しないよう要請。18日午前には大学教授や弁護士が会見し、在日コリアン弁護士協会代表の金竜介弁護士は「外国にルーツがある人に政治家をやらせていいのか、と必ず波及する」と危惧を述べた。

私は日本国籍を持っているので、日本の政治に参加する権利を持っています。私が日本国籍を持っているのは私の両親が日本国籍をもっていたから。つまり、「出自」によるものです。もし私が外国人の子供として生まれたなら、私は日本の政治に参加する権利は持っていないでしょう。

出自によって政治的権利が決まる。これを差別と言わずとして何を差別と言うのでしょうか。しかし、誰にでも選挙権を与えるような民主国家は存在しませんし、存在したこともありません。

  *        *       *

民主主義には国民が必要とされています。いえ、誰に投票権があり誰に被選挙権があるかを決めなくては民主主義はなりたちません。そして、全ての民主主義国家では国民であるかどうか、選挙権があるかどうかを「出自」で決めています。これは国民であるかどうかを出自以外に決めようがないからです。

  *        *       *

民主主義は国民が必要で、国民であるかどうかを出自以外に決めようがない。つまり民主主義には出自による差別が不可欠なのです。

  *        *       *

「外国にルーツがある人に政治家をやらせていいのか」

誰に参政権があるか(≒誰に政治をやらせていいのか)というのは、民主主義の根幹であり、民主主義国家であるかぎり避けて通れない根本的な議論なのです。

  *        *       *

出自による差別は民主主義の根幹なのです。その事から目を背けた議論は綺麗事であり不毛です。

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2017年7月19日 (水)

「思ってました」で許されるのですか?

「思ってました」で許されるのですか?

東洋経済:民進党の蓮舫代表が「幕引き」を演出した狙い  「台湾籍離脱」資料公表で態勢立て直し目指す
http://toyokeizai.net/articles/-/181037

日本国籍の選択については、2016年10月7日付で日本国籍の選択を宣言したことを記した戸籍謄本の一部を公表した。謄本取得日は今年6月28日で、これまで蓮舫氏が主張してきた内容を裏付ける形となった。

初当選した2004年参院選の選挙公報に「1985年、台湾籍から帰化」と記載したことについて、蓮舫氏は「(台湾籍離脱を)故意に怠っていたわけではなく、ずっと台湾籍を放棄したものと思っていた」と釈明した。公職選挙法違反(虚偽事項公表罪)に問われる可能性があるが、3年の公訴時効は過ぎている。

法律違反を「思っていた」で許されるのですか?

もし仮に、二重国籍だったのが安倍さんだったとしたら、蓮舫さんや民進党を始めとする政権に批判する方々は「故意ではない」とか「思っていた」で許すのでしょうか。

私にはそうは思えません。

例えば「そもそも」。

朝日新聞:首相答弁の「そもそも」、意味はそもそも? 国会で論戦
http://www.asahi.com/articles/ASK4M3RGSK4MUTFK008.html

議論になったのは、過去3回廃案になった共謀罪法案より適用対象を厳しくしたと訴える首相が、「今回は『そもそも』犯罪を犯すことを目的としている集団でなければならない。これが(過去の法案と)全然違う」と述べた1月26日の衆院予算委での答弁。民進党の山尾志桜里氏が「『そもそも』発言を前提とすれば、オウム真理教はそもそもは宗教法人だから(処罰の)対象外か」と尋ねた。

これに対し、首相は「山尾氏は『初めから』という理解しかないと思っているかもしれないが、辞書で念のために調べたら『基本的に』という意味もある」と主張。「オウム真理教はある段階において一変した。『最初から』でなければ捜査の対象にならないという考え方そのものが大きな間違いであり、いわば『基本的に』変わったかどうかということにおいて、『そもそも』という表現を使った」と述べた。

こんな国語の問題のようなことをつついて大騒ぎしました。こんな細かいことまで問題するならば、国籍という政治的権利の根幹にかかわるものをいい加減に扱って良い訳がありません。

  *        *        *

民主主義、国民主権においては、国民に主権がある。逆に言えば国民でないものには政治的権利を認めない。そして、国民であることを示すものが国籍です。

民主国家の政治に関わる者が国籍に大していい加減であって良い訳がありません。

  *        *        *

民進党は加計学園問題では自民党や安倍さんを追求しています。この追求で安倍さんが「思っていました」と言い訳して、そして、民進党やマスコミがじゃあ仕方ありませんねと引き下がったら、蓮舫さんに対する態度と同じで釣り合いがとれますが、そうはならないでしょう。

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2017年7月18日 (火)

欧米の失敗を繰り返すつもりか?

欧米の失敗を繰り返すつもりか?

朝日新聞 社説:憲法70年 多様な人々の共生社会を
http://www.asahi.com/articles/DA3S13041066.html?ref=editorial_backnumber

観光地で、飲食店で、そして学校や職場でも。海外からやってきた人びとの姿は今や、日常に溶け込む光景になった。

日本に暮らす外国人は昨年末の時点で238万人と過去最多となった。登録された国籍・地域は196にのぼる。

欧米の国々と同様、日本も多様な社会への道を確実に歩み始めている。



「外国人お断り」などの露骨な排斥や、低賃金・長時間労働といった人権侵害は当然、なくしていかねばならない。

一方、「マナーが悪い」「言葉が通じないから面倒」といった誤解や偏見から外国人の入居を断る事例も後を絶たない。

日本の賃貸制度や居住マナーを外国語で説明した冊子を配ったり、外国人と日本人双方の相談に乗る窓口を設けたりして、差別を防ぐこともできる。

日本人と外国人をつなぐ試みは、日本語の学びの場の開設や防犯活動など、各地に広がっている。自治体や市民団体の努力をもっと支援していきたい。

心の垣根を取り払い、外国人に「この社会の一員」との自覚をもってもらえる方策こそ、憲法を生かし、日本の繁栄と安定をもたらす道だろう。

欧米が多様化しているのは事実と思いますが、うまくいっていると言えるのでしょうか。多様化多民族化においては欧米は先輩です。その先輩と同じようなことをしていては同じような失敗をするのではないでしょうか。

朝日新聞の社説では、人権を大切にとか仲良くとか相互理解とタテマエを述べていますが、その程度は欧米でも実施されていたでしょう。それでも上手くいかなったのです。多様化・多民族化して、そして融和に失敗すれば、悲惨な結果が待っています。朝日新聞の社説には、その危機感がないように思います。

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2017年7月17日 (月)

自由と権利は強者のもの

自由と権利は強者のもの

信州毎日新聞 社説:監視がむしばむ社会 自由を譲り渡さない
http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20170716/KT170715ETI090005000.php

〈茶色に守られた安心、それも悪くない〉

フランスの寓話(ぐうわ)「茶色の朝」で主人公が語る言葉だ。共謀罪法が施行された今、この言

葉が耳元で繰り返しささやかれているような感覚がある。



自由と権利は不断の努力によって保持しなければならない、と憲法は定めている。茶色く染めずに次の世代に引き継ぐ責任が主権者の私たちにはある。思想、言論が弾圧された時代を再来させるわけにはいかない。

身をすくめて口をつぐんでしまえば、自由は狭められていく。声を上げ、拒む意思を示したい。一人が一歩を踏み出すことが別の誰かの一歩につながり、連帯する力を生む。

自由や権利が大切であることに疑問はない。その為に戦うべきであることにも疑問はない。

では、戦う力の無い者はどうなるのだろうか。

強い者の自由や権利は確保されるが、結局、戦う力の無い者の自由や権利は奪われることになる。あるいは、戦う力のある者から与えられるものになる。

  *        *       *

自然界では強者が食べ、弱者は食べられる。人間社会では物理的に食べられることはないですが、結局の所、自然界の法則からは逃れられないということでしょう。

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2017年7月16日 (日)

風評被害と世論誘導

風評被害と世論誘導

琉球新報:「再稼働反対」66隻の漁船が海上デモ
https://ryukyushimpo.jp/mainichi/entry-535434.html

九州電力玄海原子力発電所3、4号機(佐賀県玄海町)の再稼働に反対する長崎県松浦市の新松浦漁協が15日、原発の前の海で66隻の漁船(計約220人)による海上デモを決行した。同市は全域が事故発生時の避難対象の半径30キロ圏に入る。長崎県内の漁協が海上抗議行動をしたのは初めてで、漁民たちは「事故が起きれば影響は県境を越え、漁業は壊滅的な被害を受ける」と訴えている。

その被害をもたらすものは風評であり、被害の大部分は風評被害と言えるでしょう。福島原発事故でも漏洩した放射能では一人の健康被害がでていないのですから。

  *        *       *

魚業者としては、風評だろうがそうでなかろうが被害は被害なので反対するのは理解できる。

  *        *       *

しかし、風評被害を防止するのは誰の責任だろうか。

政府?東京電力?マスコミ?

それとも誰にもない?

誰かに責任があるとすると、その彼等は世論誘導すべきとなってしまうのですよね。それはそれで、イヤな感じがします。

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2017年7月15日 (土)

悪と終われても

悪と終われても

河北新報 社説:「核禁止条約」採択/廃絶に向けて決意を新たに
http://www.kahoku.co.jp/editorial/20170714_01.html

この条約の採択で、何が変わるのか。端的に言えば、核兵器は違法な非人道兵器と断ぜられ、「悪」のレッテルを貼られるということである。

この条約を批准する国の市民はもちろんのこと、核保有国やその同盟国の市民の間にも、「核は違法で悪」との規範意識が今後、じわじわと広がりを見せる可能性を誰も否定はできまい。

悪とレッテルを張られて、だけど強い武器を持ち(あるいは強い武器を持つ者の庇護を得て)生き延びるのと、脅されたり殺されたりするのと、どちらが良いでしょうか。私は弱くて臆病者ですので、悪と言われても生き延びる方が良いです。

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2017年7月14日 (金)

理想を実現すると残酷な社会になる?

理想を実現すると残酷な社会になる?

東洋経済:「親が貧しい子」は勉強でどれだけ不利なのか 100点満点のうち「平均20点」も低い現実
http://toyokeizai.net/articles/-/179582?page=3

まとめれば、親の経済力と子どもが塾に通う程度には強い正の相関があり、通塾すれば学力が高くなることを確認しているので、親の年収の高い子どもの学力を高めているひとつの要因と想定できる。

江戸~明治~大正~昭和と時代が進につれ教育は普及してきた。特に義務教育が始まった明治は大改革だった。それまで教育を受けられなかった人々が受けられるようになった。身分や経済力によらず教育が受けられるようになった。大いに平等になったと言える。

  *         *        *

いま、収入と教育の相関を砕こうとするなら、明治の改革の困難さとは別の種類の困難さがあるだろう。明治の改革の困難さは「始めること」の困難さと言える。いまの困難さは「80を90にすること」「99を100にすることの」の困難さだろう。方向性は判っているが、努力や費用の大きさに比べて得られる成果の小さい改革。

  *         *        *

ところで、貧困の連鎖、親の経済力と子供の学力・学歴(≒就職・収入)という議論は多くされている。しかし、それらの議論には「遺伝」について述べられることは殆どない。

子供は親から身体を受け取る。知能は「脳」という器官に依存する。脳も身体の一部である以上、遺伝の影響を受けて当然なのだけれど。

そして、そこに残酷な現実がある。

NEWSWEEK:「知能が遺伝する」という事実に、私たちはどう向き合うべきか?
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/01/post-6659_3.php

教育の1つの役割は、知識のない人に知識を、能力のない人に能力を身につけさせることです。文字を知らない人たちに文字を教え、計算のできない人に計算の仕方を教えれば、その人たちは成長し、今までできなかったこともできるようになる----。

ここで忘れられがちなのは、個人差です。確かに人々に教育を施すことで、全体としての知識や能力は上がりますが、同時に個人間の格差も拡大させる方向に働きます。

教育が一部の人にしか与えられなかったときには、能力や知識の差は、その教育を受けたかどうかという環境の差で説明することができました。しかし、誰もが教育を受けられるようになれば、遺伝的な差が顕在化してくるのです。

教育が普及すればするほど遺伝の影響が大きくなる。

言い訳が出来なくなる。社会のせいにできなくなる。親のせいにすることは出来るかもしれないが、どうしようもない。これは残酷なことではないだろうか。

教育は普及すべきだし、よりよい教育を受けられるようになるべきだ。しかし、それは一方で、残酷な社会を作ってしまうのではないだろうか。

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2017年7月13日 (木)

口を閉じろ?

口を閉じろ?

ハフィントンポスト:「子どもがいないなんて、損してる!」と言わないで
http://www.huffingtonpost.jp/lindsay-detwiler/a_childless_womans_response_b_17401524.html?utm_hp_ref=japan

しかし、私たちは結婚した日から、「子どもがいないことは不幸せ」と周りから思われているのを実感する状況に何度も直面しています。知らない人に「何で子どもを作らないの?」と聞かれることもありますし、「子どもが欲しくないなんて、自分勝手」と思われることもあります。

こうした経験から、私たちにとって理想の家庭のあり方が社会の理想と一致しない時、周りからは冷たい目で見られることがある、と学びました。

子供を持たない決断に文句を言うつもりはない。しかし、この記事のタイトル「『子どもがいないなんて、損してる!』と言わないで」というタイトルには文句を言いたい。

「言わないで」って何様のつもりなのだろうか。

  *        *       *

世の中、言って良いことと悪いことがあるのは知っている。「言わないで」って言いたくなる場合があることも知っている。しかし、こういう「言わないで」って言っている側は多くの場合、人権や個人の自由を主張する側だ。子供を持たないという個人の選択を尊重するなら、「損してる」って言いたくなる個人の自由も尊重されるべきではないのだろうか。

  *        *       *

個人の自由を主張しながら、相手の言論を封じようとする姿勢には反発してしまいます。でも、まぁ、闘争する動物としての行動なら「オレの言うことを聞け(オマエの話なんか聞かん)」で正しいのでしょうけれど。

  *        *       *

あ、でも他人の嫌がることを聞くのが良いことだとか、無神経に喋って良いなどと言っている訳ではありませんよ。気遣い、心遣いをするのは人間社会において大事なことですからね。

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2017年7月12日 (水)

セカンドレイプ

セカンドレイプ

NHK:官房長官 慰安婦問題の記憶遺産登録支援を批判
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170711/k10011054061000.html

韓国のムン・ジェイン(文在寅)政権で慰安婦問題の担当として新たに就任したチョン・ヒョンベク女性家族相は、10日、慰安婦問題に関する資料をユネスコの「記憶遺産」に登録するため、韓国政府として支援していく意向を示しました。

日本側の言い分では売春婦、韓国側の言い分では性奴隷、どちらにしても名誉な話ではありません。それを公的に大々的に記録し広報することは、当人達にとってどのようなものなのでしょうか。

昔、売春婦だったことを公表されて嬉しい人はいるのでしょうか。自分の祖母や親戚が売春婦だったことを公表されて嬉しい人はいるのでしょうか。あるいは性奴隷だったことを公表されて嬉しい人はいるのでしょうか。

私には、いるとは思えません。

個人としても国家としても。

   *        *        *

でも、韓国が行っていることは、「自分達の祖先は『売春婦』『性奴隷』だった」という神話を作ろうとしているようにすら見えます。国家レベルで自分自身に対してセカンドレイプをしているように思えてなりません。

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2017年7月11日 (火)

自分が気になるのは

自分が気になるのは

中日新聞 社説:加計学園問題 徹底解明が国民の声だ
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2017071102000107.html

「行政の歪(ゆが)み」をめぐる疑念は晴れるどころか、ますます深まったのではないか。学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画。徹底解明こそが、東京都議選の自民党大敗で示された「国民の声」だ。

衆参両院の委員会で閉会中審査が行われ、参考人として出席した前川喜平前文部科学次官は、加計学園の獣医学部新設計画について「はじめから加計学園に決まるようなプロセスを進めてきたように見える」「背景に首相官邸の動きがあった」などと発言した。

自分が気になるのは、加計学園の問題の問題より安倍政権の代わりがどうなるかが気になります。加計学園の問題が気にならない訳じゃありませんけど、代わりの無いまま、いまいま使っている道具(民主政治では首相なんて「国民の道具」です)を捨てるほど無謀じゃありませんから。

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2017年7月10日 (月)

試合結果に不満なのでデモします?

試合結果に不満なのでデモします?

朝日新聞:「安倍1強」の政治に反対、新宿で抗議デモ 8千人参加
http://www.asahi.com/articles/ASK796KSSK79UTIL02D.html

「安倍1強」の政治に反対しようと、東京都新宿区の新宿中央公園で9日、安倍政権への抗議デモがあった。デモを呼びかけた団体によると午後7時までに約8千人が参加。「国会開け」「安倍内閣退陣」「NO 共謀罪」などと書かれたプラカードを掲げ、新宿駅周辺を行進した。大阪、名古屋、福岡などでも安倍内閣退陣を求めるデモがあった。

安倍1強は選挙と政治闘争の結果であって、政策でも思想でもありません。「『安倍1強』の政治に反対」するのは個人の自由ですが、私には、スポーツ試合で負けたから、入試に落ちたからデモするような滑稽さを感じます(負けたのはアンタらが弱いからじゃん)。

  *        *        *

強いこと、選挙で勝つことは罪ではありません。安倍さんや自民党を非難する前に、するべきことがあるのではないでしょうか。

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たいした圧力になるとは

たいした圧力になるとは

岩手日報:核禁止条約 廃絶は夢物語ではない
http://www.iwate-np.co.jp/ronsetu/y2017/m07/r0709.htm

当面、核保有国と非保有国の間の溝は埋まる見通しはなさそうだ。米国は日本などの同盟国に対して、交渉どころか条約採択後の関連会合への欠席を求めていることも明らかになった。

しかし、100カ国以上が賛成してつくり出した「核の保有そのものが非合法」という局面は、核保有国とその同盟国への圧力として働いてくる可能性がある。

「核保有国とその同盟国への圧力として働いてくる可能性がある」

その圧力、いま北朝鮮が国際社会から受けている圧力と比べて強いんですかね。北朝鮮が受けている程度の圧力なら人口数千万の中規模国でも耐えられることが証明ずみです。それ以上の圧力でなければならないんですが。

  *         *        *

同じような条約として、クラスター禁止条約があります。クラスター爆弾も条約によって禁止されていますが、アメリカやロシアは参加していません。そしてクラスター爆弾は、シリアで使われています。

国際社会の圧力に期待しすぎてはいけません。

  *         *        *

この条約、大袈裟に騒ぐこと(デモや抗議など)の理由や言い訳以上のものになるんでしょうか。

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2017年7月 9日 (日)

国際社会に何が出来るの?

国際社会に何が出来るの?

NHK:「ICBMの脅威 国際社会は」(時論公論)
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/274924.html

北朝鮮に確実にストップをかけられる手段を国際社会は見つけ出せていません。日本の安全保障環境をも大きく変えることになりかねないICBMの完成まで残り時間は少なくなり、北朝鮮非核化へ道はいっそう厳しくなっています。その現実が私たちに突きつけられているように思います。

仮に、北朝鮮の核ミサイルが日本に着弾して大規模な被害が出たとして、国際社会は何をしてくれるのだろうか。

何もしてくれないだろう。いや、非難声明が出され祈りが捧げられるだろうが、それだけだ。

現在進行形で起きている悲劇、中東やアフリカで起きている悲劇に対する国際社会の無力さを見るにつけ、そう思わざる得ない。結局、自分の身は自分で守る以外にないのだ。

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2017年7月 8日 (土)

今後何十年も普天間を使いつづけましょう、ですか?

今後何十年も普天間を使いつづけましょう、ですか?

琉球新報 社説:新基地以外の条件 普天間協議のやり直しを
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-529748.html

米ジョージ・ワシントン大のマイク・モチヅキ教授(日本政治、日米関係論)は「朝鮮半島有事の際、沖縄は遠すぎる」と指摘し、新基地建設は抑止力にならないという見解を示している。これまで政府が示した根拠が消えたことになる。「辺野古が唯一」は官僚が定着させた「神話」だとも指摘している。

「神話」に基づいて新基地建設工事を強行していることによって、ジュゴンをはじめ貴重な生物が生息する海域を破壊し、国民の税金を無駄遣いし続けている。唯一の選択肢ではないのだから普天間移設協議のやり直しを求める。

いまから再協議を求めて、仮にアメリカが再協議を受け入れたとして、結論が出るまで何年かかるだろうか。アメリカとの協議が成立したとして、それを国内で調整し実施するまで何年かかるだろうか。

5年や10年では終わらないだろう。結果、普天間は何十年も使い続けられることになる。

  *        *        *

政治は結果責任であるが、新聞の社説はそうではない。琉球新報の言う通りにして結果が思わしくなくても琉球新報は責任を問われない。

国民は常に結果責任を負わされる。何が起きても逃げようがないのだから。

  *        *        *

普天間移設に反対するのは結構だけれど、その結果何が起きるかについて、理想的な場合、現実的な場合、最悪の場合、いろいろ考えなくちゃならない。

結果を引き受けるのは琉球新報じゃなくて国民自身なのだから。

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2017年7月 7日 (金)

情報公開は望ましいが

情報公開は望ましいが

岩手日報:GM食品表示 「知らずに口に」少なく
http://www.iwate-np.co.jp/ronsetu/y2017/m07/r0706.htm

「遺伝子組み換えでない」。表示に安心して豆腐や納豆を買う。だが実は、知らぬまま遺伝子組み換え(GM)の食品を日本人は毎日のように口にしている。

こんな現状でいいのかどうか。GM食品の表示制度見直しに向け、消費者庁が有識者の検討会を設けた。年度内に報告をまとめる。

害虫や除草剤に強くするため遺伝子を組み換えた作物、食品に消費者の抵抗感はなお大きい。今年の国による調査では、「不安がある」と答えた人が4割を超えた。

遺伝子組み換えの作物が市場に出てから20年ぐらいになるだろうか。全ての遺伝子組換え食品が安全であるとは言えないだろうが、危険なものであれば、既に被害が出てきても当然の時間が経過している。

  *        *       *

なんとなく不安だ、という気分も理解できなくはない。新しいものは警戒すべきだし。だけど20年たっている。

  *        *       *

人工物は、新しいものは危険だと警戒するだけで十分だろうか。安全安心を追求するなら既存のものも徹底的にチェックしなければならない。そうするときっと多くの危険物が見つかるにちがいない。

ニュースで流れたとき驚いたのだが、鰹節をEUに輸出しようとして問題になったことがあるそうだ。鰹節を製造する過程でしようする煙やカビなどに有害物質が含まれており、それが問題になった。

我々にとっては伝統食で、それこそ何百年と食べていて問題ない食品であっても、最新の技術で検査したら(微量かもしれないが)有害物質が見つかる。

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新しいものは実績がなく不安なものであることに異論はない。だけど、単純に新しいから不安だからと忌避することは合理的なのだろうか。それだけで安心して良いのだろうか。

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2017年7月 6日 (木)

「謙虚に、丁寧に」という要求のホンネは

「謙虚に、丁寧に」という要求のホンネは

毎日新聞 社説:首相の改憲スケジュール そのかたくなさが問題だ
http://mainichi.jp/articles/20170706/ddm/005/070/033000c

国会で憲法改正案を発議できたとしても、その実現には国民投票で過半数の賛成が必要だ。国民との丁寧な対話が求められるからこそ、衆参両院の憲法審査会では与野党の合意を探る議論が行われてきた。

首相と自民党は都議選の教訓として何を学んだのか。「謙虚に、丁寧に」と言うのであれば、何よりも憲法論議でそうあるべきだ。

野党の抵抗する姿を見ていると「謙虚に、丁寧に」議論を行えという要求は採決までの時間稼ぎに過ぎないように思えてならない時がある。

さんざんどうでも良いことで時間を潰しておいて時間が無いと言い、さんざんどうでも良いことを非難することに言葉を使っておいて議論が足りないと言う。

  *        *       *

謙虚で丁寧な議論を求めることは良いのだけれど、自分の気に入らない言葉、自分の気に入らない結論を非難したり、時間稼ぎの為の要求であってはならない。それでは丁寧さや謙虚さを求めることにはならないのだから。

  *        *       *

まさに、野党の側にも丁寧さや謙虚さが求められているのだ。

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2017年7月 5日 (水)

無理ゲー

無理ゲー

朝日新聞 社説:対北朝鮮政策 試される日米韓の連携
http://www.asahi.com/articles/DA3S13019236.html?ref=editorial_backnumber

北朝鮮がきのう再び、ミサイル発射の暴挙に出た。

国営メディアは、金正恩(キムジョンウン)・朝鮮労働党委員長の命令で大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射し、成功したと宣伝した。

ミサイルは高度約2800キロに達し、39分間飛んで900キロ以上離れた日本海に落下したとしている。日本の排他的経済水域内だった可能性がある。

北朝鮮が国際社会の野蛮さを見せつけてくれるおかげて、民進党や旧社会党のようなふんわりとした組織での護憲することは「無理ゲー」になっちゃいました。核実験をしてミサイルをばんばん打ち上げて乱暴な言葉を吐く。それも頻繁に忘れっぽい人間でも忘れないくらい。そんな国が隣にあったら、憲法九条ってなんだろう?って思いますし、自衛隊がいらないなんて言えませんから。

集団的自衛権だって、必要だという説得力がまします。

  *         *         *

先日の都議会選挙では小池さんの都民ファーストが勝利しましたが、もし小池さんが護憲派だったら、ああは勝てなかったでしょう。

  *         *         *

そんな状況にかかわらず、護憲を言いながら選挙を戦える組織を持っているのは共産党くらいなもの。民進党のような政党にとっては無理ゲーです。彼らはいよいよ終わりの時をむかえそうです。

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2017年7月 4日 (火)

日本の政治の問題は

日本の政治の問題は

朝日新聞 社説:(社説)都議選、重い民意 首相の「反省」は本物か
http://www.asahi.com/articles/DA3S13017487.html?ref=editorial_backnumber

「自民党に対する、厳しい叱咤(しった)と深刻に受け止め、深く反省しなければならない」

自民党の惨敗に終わった都議選の投開票から一夜明けたきのう、安倍首相は「反省」の言葉を繰り返し語った。



加計学園問題での政権の対応について、都議選の本紙出口調査で71%が「適切ではない」と答えた。反省が言葉だけなら、民意はさらに離れるだろう。

琉球新報:民進党「受け皿」になれず 深刻さがわかっているか
https://ryukyushimpo.jp/mainichi/entry-526889.html

自民党惨敗の陰に隠れているが、もう一つ、東京都議選で敗北した政党がある。民進党だ。

国会ではなお野党第1党でありながら、獲得したのはわずか5議席。にもかかわらず、党内には「最悪の予想は上回った」とほっとした空気さえ漂っている。

なぜ、都民ファーストの会が安倍晋三政権への批判の受け皿となり、民進党は埋没したのか。深刻に受け止めない限り、展望は開けない。

安倍さんが独善的だったりすることが問題ではないとは言いませんが、日本の政治にとっての最大の問題は、対抗勢力が存在しないことです。自民党から民意が離れて、そして、その行く先が「都民ファーストの会」というポッと出の実力不明の政党だということです。

「都民ファーストの会」には実績がありません、期待はありますが。いえ期待だけですが。期待だけの政党に、こんなに票が集まるのです。そして一方、民進党は議席を減少させました。共産党も微増に止まっています。

現在の与党に不満なのだけれど、既存の政党はどれもダメ。だからポッと出の政党に投票してしまう。

  *        *        *

何事も競争は大事です。ナンバーワンはナンバーツーよりも上の存在というだけのことです。ナンバーツーの実力が低ければ、ナンバーワンは手を抜いてしまう。

  *        *        *

「都民ファーストの会」が今後どんな政治を行うかはこれからですが、いままでの「ポッと出の政党」というか新党の多くは消えてゆきました。

「都民ファーストの会」は自民党を脅かすほどの存在になるでしょうか。それは、これからです。

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2017年7月 2日 (日)

議論が終わらなくとも

議論が終わらなくとも

朝日新聞 社説:集団的自衛権 議論は終わっていない
http://www.asahi.com/articles/DA3S13013162.html?ref=editorial_backnumber

集団的自衛権の行使容認ありきで結論を急ぎ、憲法と安全保障をめぐる本質的な議論は置き去りにされた。議論の基盤を築き直すには、ごまかしの上に立った閣議決定と「違憲」の法制を正さなければならない。

それをしない首相に、憲法改正を語る資格はない。

議論はまだ終わっていない。

議論が終わらなくとも行動を起こさなければならないのが現実世界という奴です。

例えば病気治療、原因や病名や適切な治療法についての議論が終わらなくても治療を開始しなればならない場合もあります。病気の原因や治療法についての議論が終わるまで待っていたら間に合わなくなるかもしれません。

すべての議論が終わるのを待つのが正しいのか、待たないで、暫定的な結論であっても治療を開始するのが正しいのか。

  *        *        *

「議論はまだ終わっていない」

問題提起する方がいる以上、議論は終わらない。朝日新聞の「議論はまだ終わっていない」という意見は正しい。しかし、現実世界では議論が終わるまで何もしないというのは許されない場合も多い。

いや、最終的な結論など存在せず、すべての結論は暫定的で、その暫定的な結論で世の中は動いていると言うべきかもしれない。

  *        *        *

安倍政権の出した集団的自衛権は合憲であると言う結論も暫定的なもので、いつでも取り消され得る結論なのだろう。

  *        *        *

我々は暫定的な結論であっても行動をしなければならない。最終的な結論ではないから、その事が保証されないから不安になるかもしれないが、それでも行動を起こさなければならないのが現実世界で生きるいうことだ。

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2017年7月 1日 (土)

何が問題が理解できない

何が問題が理解できない

河北新報 社説:仙台地裁で切り付け/法廷の安全実効ある議論を
http://www.kahoku.co.jp/editorial/20170630_01.html

仙台地裁は事件後、当面の措置として、保釈中や在宅起訴された被告全員を対象に所持品検査を行っている。

安全を徹底するなら、被告だけの検査で実効性は十分とは言えない。先日あった地裁、仙台地検、宮城県警の3者による法廷警備の協議でも入庁者全員を対象とした検査を求める意見が多かった。

一方で、プライバシー侵害の恐れもある警備強化に、弁護士らから慎重さを求める声が上がるのは無理もない。

何が問題なのだろうか。

抜き打ち検査じゃあるまいし、事前に持ち込んではいけないものや何を調べられるか判っていれば問題ないんじゃないか。

飛行機に乗るとき空港で検査が行われる。犯罪捜査ではなく安全の為の検査なのだから同じようなものだろう。それのどこが問題なのだろうか。それとも私達は飛行機に乗る度にプライバシーの侵害になるような検査を受けているのだろうか。

  *         *        *

検査を弱くすることで利益を受けるのは強者だ。自分で自分を守ることの出来る人間、自分を守るボディガードを雇える金持ちは検査が甘くても問題ないだろう。一方、不利益を受けるのは弱者だ。自分では自分を守れず自分の安全は公共の安全に頼らざる得ない者たちは、検査が甘くて犯罪者(or暴力的な人間)の侵入を許せば直接的な危険にさらされる。

  *         *        *

弱者は、公権力が弱くなれば不利益を受ける。自由やプライバシーを守るのも大切なことだけれど、弱者の利益にも配慮が必要だ。

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