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2017年7月28日 (金)

入社試験と差別とネット

入社試験と差別とネット

中日新聞 社説:社会の尺度を柔らかく 相模原事件から1年
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2017072702000124.html

十九人が犠牲になった相模原市の障害者殺傷事件から一年。障害者排除の風潮は依然、根強く漂う。人間を線引きしない社会へ、問い続けねばならない。



ネットの世界をのぞくと、障害者のみならず、高齢者、ニートや引きこもり、生活保護世帯といった弱い立場に置かれた人々への誹謗(ひぼう)中傷がすさまじい。

社会の根底には、もしかしたら植松被告と同じような考えが潜んでいるのではないか。

中日新聞には入社試験は存在しないのだろうか。希望者は誰でも入社できるのだろうか。もし、入社試験があって合格と不合格があるなら、その基準の是非はともかく、そこに「引き」があります。

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障害者と健常者は地続きです。障害者差別と入社試験での判定も地続きです。合理性や社会に受け入れられているかどうかと言う点では違いがありますが、人間を能力によって区分けしていると言う意味では同じです。

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「社会の根底には、もしかしたら植松被告と同じような考えが潜んでいるのではないか」

社会の根底ではなく、中日新聞のようなリベラルな会社にだって潜んでいます。ネットで誹謗中傷が書かれるのは、そこが書きやすい場所だから、剥き出しの言葉が出てくる場所であるからにすぎません。

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人間は動物です。ただの動物ではありませんけれど、動物としての本能や限界から逃れられません。人間を区別することもそのひとつです。私は中日新聞社が入社試験を行っていることを非難しません。人間を区別することは必要ですから。ただ、その行為と相模原の事件が(遠いけれども)地続きであると言いたいのです。

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コメント

そもそも自明で正しいとされてきた「差別はいけない」という前提はもはや崩れつつあるのではないだろうか。 弱いものを助けるという事は必要ではあるが、助ける余裕がある場合に助ければよいのであって、弱いものは助けられなければならない、強いものが助けなければならないと強制力を持たせる考え方は間違いではないか。 そんなことしてると、皆がどんどん弱いものになっていくだけではないか。 「津波、てんでんこ」の考え方の方が正しいと思う。 それを平時の社会に当てはめると、、、、ね。

投稿: 北極熊 | 2017年7月28日 (金) 14時46分

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