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2017年7月20日 (木)

出自による差別は民主主義の根幹

出自による差別は民主主義の根幹

朝日新聞 社説:「戸籍開示要求は差別」指摘も 蓮舫氏「特例」強調
http://www.asahi.com/articles/ASK7L5G0SK7LUTIL04K.html

蓮舫氏が公開に踏み切る前から、批判は起きていた。「移住者と連帯する全国ネットワーク」など四つの市民団体は14日、「日本国籍を有していることが明白である以上、国会議員になることや民進党の代表になることに法的な問題はまったくない」としたうえで、「個人情報の開示を求めることは、出自による差別を禁じている憲法の趣旨に反する差別そのものである」と開示しないよう要請。18日午前には大学教授や弁護士が会見し、在日コリアン弁護士協会代表の金竜介弁護士は「外国にルーツがある人に政治家をやらせていいのか、と必ず波及する」と危惧を述べた。

私は日本国籍を持っているので、日本の政治に参加する権利を持っています。私が日本国籍を持っているのは私の両親が日本国籍をもっていたから。つまり、「出自」によるものです。もし私が外国人の子供として生まれたなら、私は日本の政治に参加する権利は持っていないでしょう。

出自によって政治的権利が決まる。これを差別と言わずとして何を差別と言うのでしょうか。しかし、誰にでも選挙権を与えるような民主国家は存在しませんし、存在したこともありません。

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民主主義には国民が必要とされています。いえ、誰に投票権があり誰に被選挙権があるかを決めなくては民主主義はなりたちません。そして、全ての民主主義国家では国民であるかどうか、選挙権があるかどうかを「出自」で決めています。これは国民であるかどうかを出自以外に決めようがないからです。

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民主主義は国民が必要で、国民であるかどうかを出自以外に決めようがない。つまり民主主義には出自による差別が不可欠なのです。

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「外国にルーツがある人に政治家をやらせていいのか」

誰に参政権があるか(≒誰に政治をやらせていいのか)というのは、民主主義の根幹であり、民主主義国家であるかぎり避けて通れない根本的な議論なのです。

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出自による差別は民主主義の根幹なのです。その事から目を背けた議論は綺麗事であり不毛です。

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