実効が期待できる程度に実行できるのか
実効が期待できる程度に実行できるのか
北海道新聞 社説:「北」ミサイル道上空通過 冷静に対処し暴走阻止を
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/128823/
トランプ大統領は「炎と怒りに見舞われる」と核攻撃も辞さない構えを見せてきた。「売り言葉に買い言葉」にならぬような落ち着いた対応が求められる。
安倍首相はトランプ氏と電話会談し、今は北朝鮮と対話の時ではなく、圧力をさらに強化すべきだとの認識で一致した。
だからと言って、軍事的な方向に傾斜すれば、北朝鮮に日本攻撃の口実を与えかねない。
北海道新聞に限らず、日本がMDを配備したり防衛予算を増額することが、「北朝鮮に日本攻撃の口実を与えかねない」や北朝鮮の核開発や弾道ミサイル実験の口実や動機になるという議論を聞くことがあります。
では、日本がどの程度防衛予算を減らし武装を減らせば、北朝鮮が核開発や弾道ミサイル実験を止めるのでしょうか。
これまでの北朝鮮の言動からすると、アメリカや日本が完全に武装解除して警察力も解体するこらいの事でもなければ、彼等は止めないでしょう。
* * *
政治は結果の世界です。綺麗な事を言っていれば許される人間であれば良いでしょうが、政治の世界では実行できないことは意味を持ちません。
日本が防衛費を増やすから、圧力をかけるから、北朝鮮が、うんぬんという議論は現実の世界では意味がありません。
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