« 被爆者への信仰告白ですか? | トップページ | 国民の代表の気持ちを忖度することは悪いことなのか? »

2017年8月 7日 (月)

北朝鮮に核兵器禁止条約は効果を持つか?

北朝鮮に核兵器禁止条約は効果を持つか?

西日本新聞 社説:広島原爆の日 「核抑止論」を乗り越えて
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/article/348884

核兵器禁止条約は、核兵器を非合法化する初めての国際条約だ。核兵器の使用はもちろん、開発、実験、製造、保有を禁じている。さらに「使用するとの威嚇」を禁止し、核保有国が安全保障の基盤とする「核による抑止力」論を否定したのも大きな特徴である。

この条約づくりは核兵器を保有しない国々が主導した。大量の市民を無差別に殺傷し、幾世代にもわたる被害を及ぼす核兵器に「悪の烙印(らくいん)」を押すことで、どの国も事実上使えず、保持できない兵器にしてしまおうという狙いだ。

北朝鮮のような国が「悪の烙印」を気にするとは思えません。この条約が出来ても彼らは気にせず核開発を続けるでしょう。

とはいえ、核抑止論の弱点は北朝鮮の動き一つ見ても明らかである。北朝鮮が核保有を目指す動機は、核大国の米国の圧力に抗して現体制を堅持することだ。つまり北朝鮮の核開発も「核には核で」という核抑止論に基づいている。

核大国が抑止力の名目で核保有の特権を握り続ける限り、北朝鮮のような国が同じ論理を盾に、核開発に乗り出すリスクは消えない。核抑止論が逆に、核拡散を誘発しているのだ。「北朝鮮の脅威があるから核抑止力を」という米国や日本政府の主張は一見もっともらしいが、実はこうした矛盾と危険性をはらんでいる。

仮に、日本やアメリカが核抑止論を放棄したとしても北朝鮮が核抑止論を放棄する保証はありません。いえ、放棄することを期待するほうがどうかしています。

   *        *        *

核兵器禁止条約は北朝鮮の核開発に対して何の意味も持たないでしょう。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

|

« 被爆者への信仰告白ですか? | トップページ | 国民の代表の気持ちを忖度することは悪いことなのか? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107287/65630773

この記事へのトラックバック一覧です: 北朝鮮に核兵器禁止条約は効果を持つか?:

« 被爆者への信仰告白ですか? | トップページ | 国民の代表の気持ちを忖度することは悪いことなのか? »