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2017年8月 3日 (木)

日本国憲法の秘密会が不十分だから

日本国憲法の秘密会が不十分だから

西日本新聞 社説:特定秘密 身内の監視では甘過ぎる
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/article/347759

対象は経済産業省の「2011~14年に提供を受けた衛星画像」87件と防衛省の「外国政府等との画像情報協力に関する知識」など6件だ。公文書管理法に基づき保管する歴史公文書に該当しないとの報告が両省からあったという。

しかし、この表記で中身が理解できる人などほとんどいまい。結局、指定から廃棄まで、特定秘密の中身が何であるか、国民はうかがい知ることができないまま、いわば闇から闇へ政府内部で処理されることになる。その秘密が政府の判断に与えた影響の有無を国民は将来にわたって検証できない。

独立公文書管理監について政府は「独立した公正な立場で検証・監察」と説明する。ただし政府の職員であることに変わりはない。

他国という存在を考えないのであれば、公開できることは多いだろうし、公開すべきだ。公開しすぎた結果、間違いが起きた世論が暴走したとしても責任は国民にあるのだから(それが主権在民)。しかし、他国という存在を考えたら、公開すれば良いというものではなくなる。国民に公表したことは他国にも伝わってしまう。

だから秘密はできる。ならば、どう管理するべきか。漏洩しないようにするのは当然として、秘密とされた情報が秘密にすべきものかどうかを判断しなければならない。それは秘密と指定した行政側(公務員)ではなく政治の側(国会議員)の仕事になる。

しかし、国会内での行為は罪に問えないことになっているし、憲法には秘密会の定義があるけれど、秘密会で話された内容は「特に秘密を要すると認められるもの以外は、これを公表」という具合で、それは秘密会と言えるのだろうか?と思えるような内容。

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忌憚なく話す為には安心が必要。ここでなら、この人になら何を話しても大丈夫と思えなければ、秘密にしておきたい話や恥ずかしい話はできない。話したら世間に公開されてしまうような場所では、そんな話はできない。

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憲法57条の秘密会は、秘密会としては欠陥品だ。行政側が提出した情報が必ず秘密になるような秘密会が必要ではないだろうか。

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