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2017年9月14日 (木)

政治不信より危険なもの

政治不信より危険なもの

西日本新聞 社説:「森友」追起訴 疑惑の「本丸」へ迫れるか
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syasetu/article/358144

復古色の強い小学校の開校を目指した籠池被告はさまざまな政治家に接近し、安倍晋三首相の妻昭恵氏が一時、小学校の名誉校長に就任した。こうしたことから政治家の関与や官僚の忖度があったのではないか-との疑念を招いている。籠池被告は国会の証人喚問で「神風が吹いた」と証言した。

ただし、立件のハードルは高い。背任罪の構成要件は「自己や第三者の利益を図る目的で損害を与えた」とされ、具体的な利益がなければ適用は難しいという。

だからと言って、うやむやで済む話ではない。政治や行政に対する国民の信頼に関わる根本的な問題である。曖昧な幕引きに終われば、国民の不信感は深まってしまうだろう。

こういう記事を読むと「政治家は有罪にちがいない」という先入観を感じる。しかし、捜査や裁判は先入観なしに行うべきではないのだろうか。社会の木鐸たるべきマスコミが思い込みで煽ってどうするのだろうか。

  *       *      *

政治不信よりマスコミ不信の方が危険だ。人々が事実でない情報を信じて行動したら悲惨な結果になる。マスコミの伝える事が信じられなくなれば、デマやフェイクニュースを信じてしまいやすくなる。人々は何かを信じたいものだから。

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政治不信も危険だが、マスコミ不信の方が危険ではないだろうか。

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