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2017年9月28日 (木)

美的感覚の違い

美的感覚の違い

ニューズウィーク:トランプへのスポーツ選手の抗議、今後拡大する可能性も
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2017/09/post-942_1.php

NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)と、トランプ大統領との間の対立が決定的になってきました。発端となったのは、試合前の国歌演奏における人種差別への抗議行動で、2016年にコリン・キャパーニック選手(当時、サンフランシスコ・フォーティナイナーズのQB、クオーターバック)が始めたものです。

国旗斉唱のときに起立しないのも表現の自由だし、スポーツ選手は公務員じゃないし、もちろん法律違反でもありません。それをどう評価するかは個々人にまかされています。

政府や政権に抗議して表現する自由は民主主義にとって必要なことです。それは認めます。しかし、国歌斉唱時に抗議行動を行うというのは、どうなのでしょうか。

特に、トランプ大統領に(つまり一人の政治家に)抗議するために、国家を侮辱するととられかねない行動をするというのは、どうなのでしょうか。

トランプ大統領を支持するか支持しないかと、アメリカという国家への忠誠心や愛国心は別なのですし。

自分としては、あまり良い気持ちはしません。

  *        *        *

表現は表現する者と表現をうけとり理解や解釈する者とが居て成立する。国家斉唱時に膝をつくという行為が、現職大統領への抗議であってアメリカという国家への反感の表明ではないと(アメリカの人々に)解釈されるなら、この抗議の方法もアリなのかもしれませんが。

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