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2017年9月23日 (土)

社会の雰囲気を作るもの

社会の雰囲気を作るもの

朝日新聞:「事実ではないのに…」 不倫報道の山尾氏、心の葛藤
http://www.asahi.com/articles/ASK9Q3WHQK9QOIPE00Q.html?iref=comtop_8_08

――なぜ離党したのか。

離党の判断には心の葛藤はありました。この10年間、悔しいことの方が多かったが、民主、民進を支えることが、二大政党制に一番の近道と信じてやってきました。「報道は事実ではないのに」という葛藤はありましたが、自分を育ててくれた党の足を引っ張りたくなかった。自分の判断で離党を決めました。

いままで野党のみなさんが攻撃してきた自民党の政治家の方々も「事実ではないのに…」と思っていたことでしょう。

  *        *        *

偉い人のやることは社会の規範(と言わないまでも標準や「許されること」)になります。職場で上司が遅刻ばっかりしてたら部下も遅刻に平気なる。また、先輩の上司への挨拶を後輩は見て覚える。その挨拶を他の人にもするようになる。

政治家は上司ではありませんけれど、社会の雰囲気に影響します。政治家の行い(たとえば国会で寝ているとか)が非難されることがあるのもこのため。

逆に政治家への態度も影響します。マスコミや有識者が政治家に対して推定無罪を無視したような行動をとっていたら他の者も推定無罪を無視するようになる。

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政治家に対する遠慮の無い攻撃の副作用を考えるというか、なんとかならないものでしょうか。政治家への態度は社会の雰囲気を作るものの一つなのですから。

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