若者が自民党を支持する理由(のひとつ)
若者が自民党を支持する理由(のひとつ)
しんぶん赤旗:「生活できぬ」増税反対 消費税廃止各界連が宣伝
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-10-25/2017102504_02_1.html
消費税廃止各界連絡会(各界連)は24日、東京・新宿駅前で消費税10%への増税に反対する宣伝を行い、「国民1人あたり、年4万円の増税を許すわけにはいきません」などとアピールしました。
「消費税を下げてくれないと、年金だけではとても生活できない」と語る東京都杉並区に住む女性(69)など、約1時間で44人がペンを走らせました。
共産党は今も、一昔前は社会党が自民党に対して「お年寄りをいじめるのか」と避難している(していた)。
高齢者は投票率も高いし年金問題はアピールしやすい(いくら出すかという問題だから)。もちろん自民党も高齢者に配慮しているがマスコミは高齢者をいじめる自民党とお年寄りを守る(共産党など)という構図で報道したりする。
で、これを見た若者はどう思うだろうか。
若者もお年寄りもお金が必要であることには変わらない。そして若者はお年寄りに対して貧乏であるという認識は持っていない。なぜなら自分の親や祖父祖母を見ているからだ。彼らが自分よりも貧乏だとは若者は思っていない。
高齢者に対して貧乏であると思っていない若者が、年金をもっと欲しがる高齢者を見て、それを応援する共産党を見て、共産党を支持するだろうか。
するわけがない、むしろ(共産党に攻撃されている)自民党を支持する理由になるだろう。これは若者の右傾化の理由のひとつではないだろうか。
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コメント
1950年代60年代は日本は世界銀行から融資受けてた。黒四ダム建設が有名だよね。その後出資国になったのよ。
わしがそうだな小学生の頃までは外貨獲得ってのが基礎論調みたいなもので、それは新聞読むレベルならおおよそ国民の合意とも言えるものだったのは間違いない。ただそこから70年代初頭になると大きく変わった。
内需で国内で金を回していても国の儲けにならん、輸出できる物を作って世界に売らないと日本は貧乏国(!)から脱出できんって本当に教えてた。
70年代初めくらいだと日本の誇れる製品は時計とカメラぐらいしかなかったんよ、まだ自動車は一流じゃなかった。
そんで中曽根さんの時代に「日本は貿易黒字が多過ぎる何か買え」って諸外国に文句言われるようになって、その頃にはもう「外人はロクなものつくらねえワインやチーズぐらいしか欲しい物ねえ」って、思えばあの頃が日本の二次産業のピーク。
もはや中韓人に「日本はロクなものつくらねえアニメと景色ぐらいしかねえ」言われる御時勢。
家電は各メーカー系列の小売り店から買うものだったのに、80年ごろから何故だか時計やカメラのディスカウント店がのしてきて家電屋を呑み込んじゃった。
まあその大型家電店もアマゾンに踏み潰されようとしているが。
二次産業は身体や時間を売るだけでいいが三次産業は気持ちや人格まで売りに出さんといけんからな、やっぱり士農工商って正鵠を射ているんじゃないか。
投稿: net | 2017年11月 4日 (土) 20時10分