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2017年11月 6日 (月)

民主主義を甘く見るな(夢を見るな)

民主主義を甘く見るな(夢を見るな)

神奈川新聞:時代の正体〈548〉差別が壊す平和憲法
https://www.kanaloco.jp/article/288915

戦後の日本に在日2世として生まれ、60年余り。旧植民地出身者とその子孫に与えられるべき権利を奪われたまま「二級市民」扱いされる差別ならずっとそうだった。それでも黙々と働き、子どもたちを育て上げ、孫の成長にささやかな幸せを感じる老境に差し掛かり、その身をこわばらせなければならないかつてない生きづらさ。身内に漏らした慨嘆は肩身の狭さ、働きづめに働いてきた全人生の否定といった次元ですらない。北朝鮮を「国難」と叫ぶ首相がいて、参政権が認められていないから傍観するしかない総選挙でその首相率いる自民党が大勝するという結果をみて、差し迫る生存の危機として語られている。

民主政治には主権者が必須だ。国民が存在しない民主主義など存在しない。では、国民とは具体的に誰のことだろうか、どうやって決めるのだろうか。

私は日本国民の子供として生まれたから日本人で日本国籍を持っていて日本の参政権を持つ。私の参政権は「生まれ」によって決まったのだ。

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記事中にあるオモニは朝鮮人の子供として生まれたから参政権を持っていない。生まれによって政治的権利が決まる。これを差別と言わずして何を差別と言うのだろうか。

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世界に民主国家は数多くあるけれど、誰にでも参政権を与えているような国家は存在しない。誰が国民で誰が国民でないか、誰が参政権を持ち誰が持っていないかきちんと決めている。そして、その決め方は「生まれ」だ。参政権を持つ国民の子供として生まれたら国民であって参政権を持つ。属地主義であっても「その地で生まれた」という生まれによって国民かどうか政治的権利の有無を決めている。

民主国家は全て生まれによって政治的権利を決める差別主義国家でもあるのだ。

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民主主義は望ましいものではあるけれど、それは差別の上に成り立っている。「差別が壊す平和憲法」なのかもしれないが差別を完全否定したら民主国家が崩壊してしまうのだ。安易に差別に反対しては民主国家をこわしてしまう。反対してよい差別と反対してはならない差別があるのだ。

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コメント

民主主義であろうと、専制君主制であろうと、そもそも、国と国が国境で別れているという事は、仲良くなれない人たちだと分かっているから、国境があるのだ。左翼はアフリカの直線国境を引き合いにして、「そもそも世界に国境は無い」という綺麗ごとを言うが、日本国内にあった山城の国とか、上総の国とかいう国も、山や川で隔てられた向こう側の人には警戒しながら生きていかねばならぬという国境がそこにあった訳で、やはり、そもそも国境は昔からあるのであり、そこには差別というか、他人と仲間を区別する理由があったのである。 

投稿: 北極熊 | 2017年11月 6日 (月) 15時18分

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