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2017年12月 9日 (土)

現地の責任では?

現地の責任では?

中日新聞 社説:エルサレム首都 世界は公正を求める
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2017120902000112.html

対立をあおり中東を一層不安定化させるだけである。トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都に認定した。米国が中東和平の公正な仲介役を果たすよう求める国際社会の声を聞くべきだ。

トランプ氏は六日の演説で、エルサレムにはイスラエルの公的機関が実在することを挙げ「首都認定は現実を認める以外の何物でもない」と正当化した。

民族自決、本人の自由・自主性という言葉がある。多くの人は、こういった言葉に反対する人は少ないだろう。では、中東の問題は中東の責任ではないのだろうか。自決や自由・自主性には責任が伴う。自由に振る舞っていながら結果は知りませんでは通らないのだから。

「対立をあおり中東を一層不安定化させるだけである」

中東の人々がアメリカがなんと言おうと自分達の好きにすると言い実行すれば良いだけではないのだろうか。

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アメリカに悪いところがないなどと言うつもりはない。しかし、中東の紛争の責任は中東の人々にこそある。なんといっても、我々よりも長い歴史があり文明の発達も早かった。その人々が、自分達のことに責任がとれないなんて言っていたら惨め過ぎる。

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反米のあまり中東の人々の自主性と責任を忘れていないだろうか。


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2017年12月 3日 (日)

上がバカだと苦労する

上がバカだと苦労する

毎日新聞:北朝鮮船遭難 指導部がノルマ指示か
https://mainichi.jp/articles/20171129/k00/00m/030/140000c

北朝鮮漁船の遭難が相次ぐ背景には、北朝鮮指導部が漁業に積極的に取り組むよう指示していることもありそうだ。朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は11月7日、「漁業戦闘は社会主義制度を守るための戦いだ」と主張する社説を掲載した。

サンケイスポーツ:北朝鮮では漁は「戦闘」で漁師は「戦士」 日本に漂着した船は漂流したうちの10分の1もないのでは
http://www.sanspo.com/etc/news/20171203/amk17120305000001-n1.html

「日本に着いた船なんて、漂流したうちの10分の1もないんちゃうか。あんな喫水の浅い木造船、横から冬の波を受けたらひとたまりもない」。関西のベテラン船長が沈痛な様子で話してくれた。北西の風に乗って、北朝鮮から日本の排他的経済水域(EEZ)まで違法操業しに来た船のうち、かなりの数が無事に帰れていないのではないか。船の映像を見た海の男の直感だ。

上が無茶な(現場の能力・設備を無視した)命令を出したら、現場は苦労する。日本の一般的な会社なら残業が増えたりストレスが増えたりする程度ですむけど(過労死という問題はあるけど)、北朝鮮のような専制国家だったり軍での命令だったら、下の人間は命で上層部の愚かさの罪を贖うことになる。

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上がバカだと下が苦労する。苦労するだけですめばよいが。

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しかし、今回、北朝鮮は貴重な人的資源や船舶を失った。

日本に流れ着いて助かった漁師の何倍の人間が亡くなったのだろうか。彼らは海にでて働けるだけの健康な体を持ち、海の経験を積んだ漁師たちだったはずだ。そういった貴重な人間を北朝鮮は失った。

そして、船舶も失った。外洋向きではないとはいえ、内陸部の沼地や沿岸では使えたはずの船舶を失った。

働ける人間と貴重な設備の喪失は、それ以外の人々にも悪影響をもたらす。海に出でて戻らなかった人々が船舶が、春になったら内陸部で生産しただろう食糧を北朝鮮は失った。その結果、北朝鮮はますます困窮することになる。

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上がバカだと下が苦労する。単なる会社なら、そこの人間だけの苦労ですむが国家レベルだと国民全ての命に関わる問題となる。国家指導者の選択を誤った国の国民は国家指導者の愚かさを命で贖うことになる。

その実例のひとつが北朝鮮にある。日本に漂着してる木造船が示している。

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