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2018年3月10日 (土)

多いから真実とは限らない

多いから真実とは限らない

AFP:ネット上の虚偽情報、事実より速く拡散 米研究
http://www.afpbb.com/articles/-/3166733

米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者らが主導した論文は、「虚偽の情報がリツイートされる確率は、真実のものより70%高かった」と指摘。「真実の情報が1500人に拡散するのに要する時間は、虚偽のものが同じ人数に拡散する時間より約6倍長い」と説明した。

この問題に関する過去の研究は、ケーススタディーやサンプル数が少ないものに限られていた。

作り話の方が速く拡散するのはその「目新しさ」に関係していると研究チームは説明する。人々が偽ニュースを共有する理由は、それらが本物のニュースよりも意外性が高いためとの考え方だ。

情報が広がる速度、騒がれる程度は、それが真実かどうかではなく「目新しさ」や「意外性」というころならば、それはツイッターやネットに限らない。マスコミの報道するニュースや噂話でも同じことだ。

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いや、この研究結果を貶めたいわけではない。世間で騒がれていること、マスコミが騒ぐことが、真実だからではなく、「目新しさ」て「意外性」があるから騒がれているのかも知れないと言いたいのだ。

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政府に対して不信の目を向ける報道は多い。では、その報道している主体は信用できるのだろうか。「目新しさ」や「意外性」で、つまり「受けるか」「受けないか」で報道内容を選択していないと言えるのだろうか。

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従軍慰安婦や南京大虐殺は、あるいは在日特権は真実だから騒がれているのだろうか。それとも、真実かどうかに関係なく、(フィクションであっても)人の心に衝撃を与えるような内容だから騒がれて(真実と思われて)いるのだろうか。

いや、最近の日々のニュースだって、事実だからではなく騒がれるから(ウケる、視聴率がとれる)から報道されていないと言えるだろうか?という疑いを心の片隅に置いておくことは必要だろう。

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コメント

ユヴァル・ハラリ『サピエンス全史』

7万年前に起こった「認知革命」によって「虚構」を生み出すことが可能となり、この「虚構」の力によって「国家」や「社会」や「企業」など多数の人々が協力する装置が生み出され、それがホモ・サピエンスの繁栄を可能にしたのだと

「独立した個人は国家の保護がなければ生存でけん。個人がその存在を守るために国家に挑むなんてことはメロドラマや」みたいなこと言うてた

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ユヴァル・ハラリ氏。『考える人』より。

人間を人間たらしめてるのは物語を作り信じられる力。お金も戦争も物語を信じられるゆえ。大切なのは物語と現実の違いを知ること。違いは「痛み」を感じるかどうか。「国家」は感じないけど「国民」は感じる。

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歴史家ユヴァル・ハラリ ted
https://www.ted.com/talks/yuval_noah_harari_nationalism_vs_globalism_the_new_political_divide?language=ja

投稿: mm | 2018年3月10日 (土) 11時10分

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