日本には新たな皇民化教育が必要だ
日本には新たな皇民化教育が必要だ
毎日新聞:パネル討議:外国籍教員は「ダメで無能」ですか? 苦悩、切々と--中央区 /兵庫
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20090914ddlk28040168000c.html
生徒指導部長を解任され2年間、「手当のつかない学年主任」を務める県立湊川高教員、方政雄(パンジョンウン)さん(58)は「教員は日本の子どもたち、社会を良くするために教壇に立っているのにむなしさを覚える。活動を通じ、多様性を認め合う懐の深い社会に変えていきたい」とそれぞれ決意を語った。
アメリカ合衆国は多様な民族・多様な出自・多様な宗教・人種・民族から構成される国家だ。そして「星条旗への誓い」を幼児の時から国民に求める社会でもある。
もし、アメリカの教育から星条旗の誓いを取り除いたら、アメリカはどんな国になるだろうか?
おそらく、アメリカ合衆国は民族や出自・宗教や価値観によって内部分裂し、アメリカ合衆国という国は存在しなくなるだろう。それそれの価値観に従った多数の国が互いに争う地域になってしまうだろう。
「星条旗への誓い」は多様な価値観をもった人々に「共通の価値観」、一本の軸を通すものなのだ。星条旗とそれが象徴するものに忠誠を誓うことで、互いの違いを許容することが出来ると言うことも出来るだろう。
もし「多様性を認め」あうことを求め、同時に、社会の分裂を望まないなら、なにか「共通の軸」を設定しなければならない。
アメリカにとってそれは「星条旗(と、それが象徴するもの)」であるから、一生懸命それを教育しているのだ。
では、現在の日本には「共通の軸」があるだろうか。価値観の多様化してしまった日本人は「共通の軸」を見失っていないだろうか。共通の軸を見失ったまま、下手に「多様性」を認めるなら国家の分裂と混乱を招くのではないか(既に、招いているのかもしれない)。
* * *
アメリカが「懐の深い社会」かどうかは知らないが、多様な価値観をもった人々を「星条旗への誓い」で統合していることを忘れてはならない。そして「星条旗への誓い」があることで、互いの異なった(場合によっては対立する)価値観を共存させていることも見逃してはならない。
多様な価値観を認め互いの自由を認める日本であるためには、新たな皇民化教育が必要なのだ。
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